20代野球好きの生活界隈

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FA移籍のアレコレについてまとめました その2

こんにちは、なおしーです!

 

 

さて、今日もプロ野球のFA移籍について書きたいと思います。

 

まとめと言っといて2回に分かれてしまうあたりまだまだですね。

ちなみに前回はコチラです。

naoc2520.hatenablog.com

 

要は、FA権とは頑張って活躍した選手に与えられる好きな球団に行ける権利だと思ってください。

 

今回はFA移籍についての素朴な疑問や問題について書いていきたいと思います。

 

お金がある球団がFA移籍でたくさん選手を集めちゃうんじゃないの?

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これについては規定があり、1年で獲得できるFA宣言選手は2人までとなっています。同年でいい選手がたくさんFA権を行使しても全員獲得できるというわけではありません。それでも1年毎に2人ずつ集まったらたまったもんじゃないですけどね。

 

それから、FA移籍には補償制度と言うものがあります。これはFA移籍によって選手を獲得した球団はその選手の前所属球団に対して人的あるいは金銭的な補償をしなければならないというものです。つまり、FA選手を獲得した分の代わりとなる選手を移籍させるかお金を支払わなければならないということです。これについては移籍選手の元の年俸によって補償内容が異なります。年俸が高い選手ほど元の球団の主力である場合が多いので補償額も大きくなります。主力選手を獲得する場合にはその選手の年俸+前所属球団への補償金(最大で年俸の8割)を支払わないといけないのでかなりのお金が動きます。

 

FA権って何回でも使えるの?

FA権は何回でも使えます。だたし、1回使ってしまうと権利を再取得するにはFA権行使後4シーズンの一軍登録が必要になります。FA権の取得については前回の記事で、国内の場合は8シーズン、海外の場合は9シーズンの一軍登録が必要と書きました。実はこれは初回の取得条件です。

 

ちなみにこれまでに複数回国内でのFA移籍をした選手は3名います。

1人目は現SB監督の工藤公康氏が西武→ダイエー、ダイエー→巨人の2回です。

2人目は現中日2軍監督の小笠原道大氏で日本ハム→巨人、巨人→中日の2回です。

3人目は巨人の相川亮二選手で横浜→ヤクルト、ヤクルト→巨人の2回です。

どの選手にも巨人が絡んでいる当たりさすがと言った感じですね。

 

個人的には福岡県民ということもあり、工藤投手の2回目の移籍は超ショックでとても印象に残っています。

工藤投手が、移籍の決め手は「長嶋監督から『巨人で男の花道を飾って欲しい』と言われたことだ」と言っていましたが、当時小学生だった私のクラスメイトは絶対金だろ!と非難轟々だったのを覚えています。

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FA権を使ったら必ずいい球団に行けるの?

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これについてはけっこう誤解されているところがあって、実はFA権を行使する選手にもリスクがあります。私も簡単な理解のためにFA権のことを好きな球団に行ける権利と書きましたが、正確には好きな球団と交渉する権利のことです。すなわち、必ずしも移籍できるとは限らないということです。また、FA権を行使すると選手は自由契約となります。つまり、一旦無職になるということだと思ってください。一般的な転職と異なり、籍を残したまま他の会社と交渉することはできないということです。

 

球団によってはFA宣言すると戻ってこられませんよということを公言あるいは匂わすところがあります。そうなると選手側は他球団と契約ができなければ職無し状態になってしまうわけですから、FA宣言は慎重に行われます。能力があり現所属球団からの引き止めがある場合や、ある程度移籍先の目星がついている場合にはすんなりといきますがそうでない場合も時にはあるようです。実際にFA宣言後所属無しとなった選手は今のところいませんが、そうなりかけてしまったことが2例あります。

 

さいごに

FA移籍はそれぞれの選手人生の転機となります。

 

今年話題になったのは西武栗山巧選手の通称FA宣言残留です。噛み砕いて言うと、栗山選手は「FA権を行使するけど、西武としか交渉・契約しませんよ」ということです。それなら最初から宣言しなくていいじゃんと思いますよね。これは言い換えるとFA権の放棄なのです。上にも書いたようにFA権の再取得には最低4年かかります。ですから再契約前提でFA宣言するということは、栗山選手の西武に骨を埋めるという覚悟の表れと言えるでしょう。

参考 栗山FA残留 西武で現役全うへ/野球/デイリースポーツ online