こんにちは、なおしー(@naoc2520) です。
今日は私が毎週欠かさず呼んでいる雑誌の連載記事を紹介します。
週刊ベースボール「本物の野球はどこへ行った!」
それは、週刊ベースボールで野村克也さんが連載している「本物の野球はどこへ行った!」です。
野村克也さんといえば、選手としても監督としても素晴らしい経歴をお持ちの野球人です。
その功績としてデータ野球や野村再生工場などで知られる野村克也さんですが、数多の名言でも有名です。
「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」「戦いに勝つは易し、勝ちを守るは難し」「マー君、神の子、不思議な子」など一度は聞いたことがあるものも多いのではないでしょうか?
野村克也さんの素晴らしい点は、戦いに勝つことやリーダーシップ論、人材育成など多数の分野において、自身の経験に基づく理論を明確な文章や言葉にしておられるところです。
この連載記事はその野村克也さんがその時期の野球界の話題を自身の経験を交えながら解説するものになっています。
監督として所属選手に言った言葉、若手時代にコーチから授かった言葉、独自の理論を言語化した言葉など週刊にも関わらず毎号必ず印象的なフレーズを残してくれます。
バックナンバー紹介
バックナンバーを幾つか紹介したいと思います。
リンク先は週刊ベースボールの公式ページですが、新しい記事は全文読めない物もあります。
逆に新しい記事は図書館などにあるかもしれません。
野村克也が語る「稲葉篤紀引退」
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ヤクルト時代に所属選手として関わった稲葉篤紀さんの引退に添えた記事です。
この記事では将来野村さん同様指導者の道に進むであろう稲葉さんに対してある言葉を送っています。その言葉は「男は3人の友を持て」。
3人とは「原理原則を教えてくれる人」「師と仰ぐ人」「直言してくれる人」のことだそうです。
私には謙虚さを忘れるな、どれだけ偉くなっても学ぶことをやめず人の話を聞ける人であれというメッセージが込められているように思えました。
野村克也が語る「ドラフト/天才だと思った選手」
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ドラフトで入団する新人選手に野村流のメッセージを送っています。野球界に入った若者には「野球とは」「社会人とは」「プロフェッショナルとは」など『とは教育』を行うべきだと語っています。
新人教育においての第一歩は仕事に対して明確な意識付けをし、これから歩んでいく世界の何たるかを理解させることだと思います。
野村克也が語る「捕手教育」
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WBCでの巨人小林選手のキャッチングから話がスタートします。自身が捕手出身ということもあり、最近の野球界における捕手軽視の問題に触れています。
捕手としての素質の見方、捕手を育てるための育成論の一端を話しています。
野村克也が語る「イチロー」
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イチロー選手のメジャー通算3000本安打に添えた記事です。
入団ドラフトに関わる話からどうしてイチローがここまでの実績を残すことができたのか、野村さん独自の目線で分析しています。
天才といえども努力を継続すること、考えることをやめないことこういったところは野村さんイチロー選手その他一流と呼ばれる野球選手の共通点であることを再認識しました。
野村克也が語る「高校野球」
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プロ野球選手時代に選手権監督(プレーイング・マネージャー)だったことでも有名な野村さんですが、なんと高校時代からプレーイングマネージャーだったことがわかりました。
高校生のときに自らが野球を続けるために、野球が好かれるにはどうすればよいかを模索した経験が語られています。
いかにしてものをアピールしその素晴らしさを伝えるか、どんな仕事をしていても必要なスキルだと思います。
さいごに
週刊連載でしかも毎回見開き1ページですから気軽に読むことができしかも内容はとても勉強になるものです。
野球好きではなくても是非週刊ベースボールを手にとって読んでいただきたいと思います。
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