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【WBC2017】侍ジャパンの投手陣は大丈夫なの?対台湾CPBL選抜第1戦の感想

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こんにちは、WBC本戦まで待ちきれないなおしー(@naoc2520) です。

 

さて、侍ジャパンの壮行試合第1戦・台湾CPBL選抜戦はかなりショッキングな内容でしたね。

私はとくに、投手陣が打ち込まれたことがショックでした。

ということで素人ながら打ち込まれた投手陣について勝手に分析してみようと思います。

打ち込まれた投手陣

侍ジャパンの初陣となった前回のソフトバンク戦では0ー2というスコアでした。

この試合では投手陣は安定していた方で、野手陣のほうが不安視されていました。

 

しかし今回の台湾CPBLとの壮行試合第1戦では、6人の投手が登板して計17本もの安打を打たれ8失点

今度は投手陣が崩壊、打ち込まれたと言っていい内容でした。

台湾CPBLのチーム打率は.436で、まるでバッティング練習のように打たれていました。

攻撃陣が得点しても、これだけ打ち込まれてしまうとどうしようもありません。

 

低めに投げられない投手陣

今日の試合の投手陣を見ていて思ったことは、低めにいくボールが少ないということです。

全体的に真ん中から高めのボールを打たれているような印象でした。

 

そこで実際の投球がどうだったのか、スポナビの一球速報の内容をもとにコース別の投球数をまとめてみました。 

左のマスがストライクゾーンを9分割(黄色)してその周辺も加えて25分割した場合の投球数です。

高め・真ん中・低めに分けて高さごとの割合を一番右に書いています。

 

 

低めの割合が低かった投手

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6投手のうち則本・牧田・岡田は低めの割合が低かったことがわかりました。

割合が高いか低いかの基準ですが、少なくとも半分(50%)は低めに放ってほしいと思います。

ちなみにこの3投手で17本の安打のうち15本を打たれています。

 

則本は無失点に抑えた2回は半分以上(8/12)低めに決まっていました。

それ以外の回は高めが多くなっていたので打ち込まれています。

 

牧田については低めより高めの割合のほうが多くなっています。

低めのボールもストライクになる球しかなく、持ち味の低めギリギリをかすめるような投球とは程遠い内容でした。

 

岡田は一応無失点でしたが、1イニングで3安打を打たれています。

ライトの平田が好返球をしてくれたおかげでアウトを1つもらっています。

アレがなければ8回も大量失点だったかもしれません。

 

低めの割合が高かった投手

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こちらの3投手はしっかり低めに放ることができていました。

 

宮西については低めに集めながら、ボールゾーンの球を上手く使っています。

結果的にも今日登板した投手の中で一番良かったです。

宮西特有の大きなスライダーをストライクゾーンから外に変化させることで打者に手を出させていました。

 

逆に増井については6割以上低めに放っていますが、結果は与四球2で失点しています。

これは増井のフォークの変化が大きく、落ちすぎていたためと思われます。

変化が大きいことは良いことですが、大きすぎるとバッターに見切られやすくなります。

増井が与えた四球はいずれも低めのボールになるフォークを見逃されています。

低めに投げられない選手と違う形ですが、これもWBC球に対応できていないといえるかもしれません。

しかし、基本的には低めに集まっていたので長打を連発されて崩れるということはないと思います。 

 

低めに投げることの重要性

一般的には、高めのボールのほうが打たれたり長打になることが多いです。

理由としては

  • ボールの下にバットが入りやすいのでフライやライナーになりやすい
  • 目から近いのでボールにミートしやすい

等が挙げられます。

低めのボールはこの逆になるので

  • ボールの上を叩きやすくゴロになりやすい
  • 目から遠いのでミートしにくい

ということになります。

また低めの場合は

  • ストライクからボールになる変化球が投げられる

というメリットがあります。

低めのストライクゾーンからボールになる落ちる球で三振を取るシーンをよく見ると思います。

ですから、投球の大半は打たれにくい低めに投げるということが基本です。

 

しかし、野球は読み合いのスポーツです。

低めばかり投げているともちろん狙い撃ちをされます。

そこでときどき釣り球や決め球として高めのボールを使います。

つまり投球の割合としては低めのほうが多くて、時々高めに来るくらいが理想的ということになります。

 

極端な話を言うと、今回のような配分で投げているとMLBの強打者は低めを捨てて高めのみに絞ってくるかもしれません。

なぜなら、2球に1球以上は打ちやすい高めに来るからです。

低めでストライクを取られても次に来るであろう高めのボールを仕留めれば良いわけです。

そうなると低めのボールになる変化球は振らない上に高めを強打されるという最悪の結果になります。

今回のゲームは台湾の代表外の選手だったのでHR1本で済みましたが、MLBの選手やキューバの選手となると何本スタンドインを許すかわかりません。

 

WBC球の影響かも

これは投手に聞いてみないとわからないことですが、まだWBC球に対応できていないのではないかと思います。

WBC球は日本の統一球と比べると滑りやすいと言われています。

今日の試合を見る限りでは滑るボールに対応できず、高めに抜けていっているのかなという印象です。

 

 

しかし、四球は3つだったので全くコントロールできていないということではありません。

本当に細かいところだと思うので、本戦までに調整してほしいと思います。

則本のWBC球向きの新球種スラッターがどうこうといった話が出ていますが、その前に今あるボールをしっかりコントロールできるようになったほうが良いんじゃないかと思います。

 

残りの練習試合はあと3つ

投手陣は総力戦になると思うので、調整ができていない投手がいると大きな痛手になります。

野手は調子のいい選手にフル出場してもらえば良いことですが、投手は球数制限があるのでそうはいきません。

今日の結果だけを見ると半分の投手が調整不足ということになるので、本戦がどうなるのか心配です。

残り少ない練習試合でしっかり調整してほしいと思います。

練習試合・本戦の日程はこちらからご確認ください。

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第2戦の感想はこちら

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 【随時更新!】侍ジャパン個人成績

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