2016年のドラフトが行われました。
注目の創価大・田中正義投手は5球団が競合し、抽選の末ソフトバンクが交渉権を獲得しました。
ソフトバンクでの起用について
田中投手についての情報を見ると、プロでも即戦力での活躍が期待されています。
【田中正義選手 スカウト評】今年のアマチュアNo.1右腕。MAX156km/h、ベース板の上で伸びる「空振りが奪えるストレート」が真骨頂。ローテーションの中心へ、将来は球界を代表する投手へと期待。(山本省吾スカウト) #sbhawks
— 福岡ソフトバンクホークス(公式) (@HAWKS_official) October 20, 2016
では、ソフトバンクの過去のドラフト上位指名投手を見てみましょう
SB1位指名選手の入団初年度成績
2015 高橋純平(高卒) 1軍登板なし
2014 松本裕樹(高卒) 1軍登板なし
2013 鍛冶屋蓮(社会人) 1軍登板なし
2012 東浜巨 (大卒) 3勝1敗防御率2.83
2011 武田翔太(高卒) 8勝1敗防御率1.07
このように過去3年間の1位指名投手は、プロ初年度での1軍登板はありませんでした。
一方で1年目にしっかりと1軍で登板できた東浜投手、武田投手はどちらも今年の戦力となっています。
田中選手もプロ1年目となる2017年シーズンでどのような活躍ができるかでその後のプロ生活が大きく変わるでしょう。
ソフトバンクの投手事情
3年連続のリーグ優勝を逃したソフトバンクですが、先発投手陣はそんなに悪いとはいえません。
今年は10勝以上を上げた投手が3人います(和田・武田・千賀)。
初登板時にはこれらの投手の間で余裕を持った形での出場となるでしょう。
一方で、今シーズンのソフトバンクは中継ぎ陣に不安が残る結果となりました。
そのため、チーム事情によっては田中投手はストレートで空振りが取れるので中継ぎ起用も考えられると思います。
さいごに
今年の No,1 投手ということで、来年度どのような活躍を見せてくれるのか期待します!
ソフトバンクはファームの方も充実しており、1軍で活躍できなかった場合でも田中選手にとって良い球団から指名されたのではないしょうか?