こんにちは、なおしーです。
日本シリーズが終わりましたね!
さて、2016年プロ野球は
日本ハムが日本シリーズを制し日本一になりました!
日本ハムファンのみなさんおめでとうございます!
ところで、今年の日本シリーズはどの試合も接戦でしたね。
特に試合終盤にスコアが動く試合が多く、6試合中4試合は7回以降に得点逆転あるいは勝ち越しとなる得点が記録されています。
ということで終盤の投手起用について振り返ってみたいと思います。
カープ・日ハム両球団の起用法
日本シリーズで中継ぎ登板した投手を一覧にしました。登板したところは塗りつぶしています。
カープは今村・ジャクソンが6連投
私が最も注目したいのがカープの今村・ジャクソンの6連投です。
実際は移動日があるので、6日連続登板というわけではありません。
しかし、この緊迫した日本シリーズでの連投と言うのは肉体的にも精神的にも疲労があったと思います。
また、以前の記事にも書きましたが登板するたびに特徴やデータをさらけ出す事になるので対応される可能性が高くなります。
カープとしてはシーズンも今村ージャクソンで終盤を繋いで逆転し、中﨑がセーブのつく状況で登板するという形で勝ってきただけにそのパターンにこだわり過ぎた印象があります。
結果的にはジャクソンがいちばん大事な場面で捕まってしまったのですが、第3戦と第4戦で2失点しており、調子を見ての交代もあったのではないでしょうか。
シーズンで投げていた投手で、福井や一岡、九里は全く投げていませんからね。
この3投手がどういう状況だったのかは現場しかわかりませんが、調子と疲労度をみて登板させても良かったのではないかと思います。
日本ハムは分散型
一方の日ハムはどの投手も休養日があり、登板を分散しています。
また比較的負けてもダメージの少ない第1戦と第2戦に若手やシーズンで中継ぎ登板の少なかった投手を起用して経験を踏ませています。
そして第3戦以降は経験豊富な宮西・谷元と調子のいいバースを使うという非常に計画的な投手のやりくりがされたと思います。
栗山監督は野手起用についても調子の良い選手をうまく使っており、いい選手はそのまま起用し悪い選手をスパッと変えるというところが徹底されていました。
さいごに
日本シリーズは全7戦を通しての戦いであり、栗山監督には第7戦までのストーリーがしっかりできていたのではないかと思います。
というのも、6試合とも接戦で日本ハムが大きく崩れた試合がなかったからです。
今後しばらくは栗山監督の特集が組まれ、采配や選手起用の考え方が明らかになっていくと思います。
日本ハムは本当におめでとうございました!