こんにちは、なおしー(@naoc2520) です!
さて、2016年度のMVPの発表を前にベストナインが発表されました!
この記事ではベストナインを受賞した選手全員と、なぜ二刀流受賞することができたのか、そのことについて言及していこうと思います。
リーグ優勝のカープ・日本ハムから多数選出!
受賞者は以下のとおりです。初受賞の選手は赤字にしています。
また、GGがついているのはゴールデン・グラブ賞も受賞している選手です。
GGについてはコチラからどうぞ
【プロ野球】2016年ゴールデン・グラブ賞が決定!選考基準は?
では行ってみましょう!
セ・リーグ
投 手 野村祐輔 カープ
捕 手 石原慶幸 カープ GG
一塁手 新井貴浩 カープ
二塁手 山田哲人 ヤクルト
三塁手 村田修一 巨人 GG
遊撃手 坂本勇人 巨人 GG
外野手 鈴木誠也 カープ GG
筒香嘉智 DeNA
丸 佳浩 カープ GG
パ・リーグ
投 手 大谷翔平 日ハム GG
捕 手 田村龍弘 ロッテ
一塁手 中田 翔 日ハム GG
二塁手 浅村栄斗 西武 (二塁手では初)
三塁手 B.レアード 日ハム
遊撃手 鈴木大地 ロッテ
外野手 角中勝也 ロッテ
糸井嘉男 オリ GG
西川遥輝 日ハム
D H 大谷翔平 日ハム(DHでは初)
大谷翔平が2部門受賞
今季のベストナイン発表での最大の衝撃は大谷翔平選手が投手とDHの2部門で受賞したことでしょう。
しかも、投手と野手の2部門での受賞はプロ野球史上初だそうです。
では、大谷選手が2部門受賞できた理由を考えてみたいと思います。
話題をもたらす活躍だった
ベストナインの選出はゴールデン・グラブ賞同様記者投票によって行われます。
つまり、シーズン成績で決まるのではなく記者の印象で決まるということです。
成績面だけで話をすると、今季の大谷選手は投手としても打者としてもタイトルを受賞したわけではありません。
これは賛否あるところだと思いますが、例えば優勝にどれだけ貢献したと思うかとか、スポーツ紙の一面に何回登場したかとか、そういった各記者の目線で選ばれています。
そう考えると今季の大谷選手は
二桁勝利二桁本塁打
165km/h計測
1番投手で先頭打者HR
4試合連続HR
チームが日本一
などなど・・・他の選手には真似のできない話題性に富んだ活躍でした。
記録と記憶に残る活躍だったので票が集まるのも納得かなといったところでしょう。
投票規定の変更
ベストナインの選出はゴールデン・グラブ賞同様記者投票によって行われるのですが、今季からその投票に関する規定が変更になっていました。
今季からベストナインの投票規定が変更。昨季までは同一選手を複数ポジションに投票した場合は無効とされていたが、投手と野手の重複投票が認められた。
引用文の通り、今季から1人の選手を複数ポジションに投票することができるようになっていたのです。
つまり、1人の記者が「投手大谷・DH大谷」と記入できるようになっていたということです。
これは大谷選手救済策とも言えるでしょう。
なぜなら、もしこの規定がなかったら投手とDHで票が割れてしまいどちらも受賞できずじまいということになりかねないからです。
得票数を見ると有効票245に対し投手部門では111票、打者部門では190票を獲得しています。
参考 投票結果(ベストナイン) | 2016年 表彰選手 | NPB.jp 日本野球機構
投手部門の2位はロッテ石川投手の69票ですから、もしこの規定がなかったらこちらは受賞が怪しかったかもしれませんね。
さいごに
個人的には大谷選手の2部門受賞には納得です!
やはりそれだけの活躍だったことは間違いないですからね。チームも優勝しましたし。
二刀流受賞に霞んでしまいましたが、その他にも意外とカープ石原選手は初受賞だったり、新井選手が11年ぶりに受賞していたり、常連のSBからは選出されていなかったりと気になるところ多数です。
コチラもどうぞ