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【プロ野球】セ・リーグ2017終盤戦5つの見どころを紹介します

こんにちは、野球ブロガーのなおしー(@naoc2520) です。

 

さて、2017年のプロ野球はもう間もなく100試合を消化し、いよいよ終盤戦に入ろうとしています。
今年も広島カープの強さが際立っているセ・リーグですが、残り約50試合でどのような展開が待っているでしょうか?
CSまで含めると日本シリーズ進出チームがどこになるかはまだまだわかりません。
ということで、今日は2017年のセ・リーグ終盤戦の見どころを紹介したいと思います。

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その1 阪神・DeNA・巨人・中日のCS争い

まずはやはりCS争いです。


ちなみにですが、首位はカープで決定だと思います
カープのここまでの勝ち方、選手層の厚さなどから考えると今シーズンの首位陥落はないでしょう。
おそらく主力のけが人が5人くらい出たとしても他のチームに首位を明け渡すということはないと思います。
それくらい総合力もあると思っています。

 

ということで気になるのはCS争いです。
7月終了時点でCS進出を争うと思われるのは阪神・DeNA・巨人・中日の4チーム。
順位表とゲーム差を確認しておきましょう。

順位 チーム 勝率
1 広 島 60 33 2 0.645 -
2 阪 神 49 42 0 0.538 10
3 DeNA 47 43 3 0.522 1.5
4 巨 人 44 48 1 0.478 4.0
5 中 日 40 53 3 0.43 4.5
6 ヤクルト 33 59 2 0.359 6.5

CS圏内の3位DeNAと4位巨人の差は4ゲーム、5位中日との差は8.5ゲームとなっています。
中日は少し厳しいかなというところもありますが、まだ不可能な差ではありません。
DeNA・巨人直接対決はそれぞれ10試合ほど残っているので、ここ一番の戦いを見せればCS圏内入りもあります。

2位の阪神と3位DeNAの差もわずかに1.5ゲームしかありません。
シーズン順位で2位と3位のどちらになるかでCSのファーストラウンドを本拠地で戦えるかが決まります。
本拠地で試合ができると試合自体の有利さだけでなく興行の面でも大きな意味があります。

 

その2 広島カープの史上最速優勝

その1でカープの優勝は間違いないと言いましたが、繰り返していうと間違いないと思います。
そこで、さらに気になるのがカープの優勝決定日です。


昨年のカープも強かったですが、優勝を決めた日は9月10日でした。
じつはこれがNPB史上2位の速さでの優勝だったそうです。
ちなみに最速での優勝は1990年に巨人が記録した9月8日です。

 

報道によると早ければ8月2日の結果次第でカープの優勝マジック36が点灯するそうです。
マジック対象チームの結果にもよりますが、36というと最短で18試合で消化してしまう数字になっています。

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カープの日程を見てみると8月は月曜日以外ビッシリのハードスケジュールになっています。
その分消化する試合も多いですから、早く優勝が決まる可能性が高くなります。
加えてマジック対象チームの阪神は毎年恒例の8月地獄ロードに入るので、これもカープにとっては好条件ですね。

 

その3 首位打者争い

今年のセ・リーグは首位打者争いが熾烈です。
8月1日終了時点での打率トップテンは以下のとおりです。

  選手 チーム 打率
1 坂本 勇人 巨人 0.337
2 宮﨑 敏郎 DeNA 0.336
3 大島 洋平 中日 0.317
4 丸 佳浩 広島 0.315
5 ロペス DeNA 0.311
6 雄平 ヤクルト 0.307
7 安部 友裕 広島 0.306
8 マギー 巨人 0.304
9 鈴木 誠也 広島 0.303
10 田中 広輔 広島 0.299

候補は巨人の坂本勇人、DeNAの宮﨑敏郎、中日の大島洋平、広島の丸佳浩の4人になると思います。

 

7月終了時点では坂本と宮崎が少し抜けています。
坂本は昨年セ・リーグで初の首位打者を受賞したショートになりました。
日本プロ野球で見てもショートでの首位打者受賞は1956年の豊田泰光さん、2010年の西岡剛についで3人目でした。
今シーズンも首位打者となればプロ野球史上初の2年連続首位打者を受賞したショートとなります。

坂本とほぼの成績を残しているのはDeNAの宮崎。
社会人セガサミーからの入団で今シーズンが入団5年目になります。
もちろん首位打者となれば自身初受賞です。
今シーズンは筒香・ロペスと並んでDeNAの強力打線には欠かすことの出来ない選手となりました。
実は坂本とは同じ学年で誕生日も2日違いという奇遇な関係でもあります(98年12月12日生れ、坂本は12月14日)。

大島と丸については少し離されていますが、まだまだチャンスはあると思っています。
特に丸については短期間で固め打ちをする印象があるので終盤に一気に打率をあげてくる可能性もあります。
特に、カープは早ければ8月中にも優勝が決まってしまいそうなので優勝争いのプレッシャーが消えてからの試合に注目です。

 

その4 巨人阿部慎之助と阪神鳥谷敬の2000本安打

 大記録といえばやはり投手200勝と野手2000本安打。
かなり前の記事でも紹介しましたが、シーズン開始当初に今シーズンは200勝を達成できそうな投手はいませんでした。

参考:【プロ野球】2017年に達成可能な通算記録を一気に紹介!

 

一方で、2000本安打を達成できそうな選手はセ・パを合わせて5人いました。
そのうち中日の荒木雅博選手は6月3日にホームのナゴヤドームで達成しています。
残る4選手のうち、セの選手では巨人阿部慎之助と阪神鳥谷敬と思われていました。
どちらも伝統ある球団の生え抜き選手です。

 

阿部慎之助は8月1日終了時点で1986安打を放っていて、残りは14本です。
ここまでのペースからいくと今シーズン中の達成は間違いないでしょう。
予想ですが達成日は8月18~20日に東京ドームで行われる中日3連戦あたりになるのではないかと思っています。

 

続いて鳥谷敬はここまで1960安打を放っています。
もはや限界という説もありましたが、今シーズンはここまで92試合に出場して88安打を放っています(台頭してきた若手よりも活躍しているかもしれません)。
ペースで行くと2000本到達はシーズン終了ギリギリになるでしょう。
個人的には本拠地最終戦となる9月24・25日には達成してほしいと思っています。
メジャー挑戦等の話もあったなか阪神一筋で頑張ってきたということで、節目はやっぱり本拠地のファンの前で達成してほしいですね。

 

その5 中日京田陽太のセ・リーグ新人最多安打

今シーズンで一番輝いているルーキーといえば中日の京田陽太でしょう。
開幕当初からスタメンに名を連ね、ここまで94試合に出場しています。
そして出場した試合数よりも多い102安打を放っています。
同じく中日出身で新人王も獲得したミスタードラゴンズこと立浪和義さんのルーキー年は75安打でした。
京田はこれをすでに超えています。

 

ここで京田に挑戦してほしいのはセ・リーグの新人最多安打記録です。
現在の記録保持者はなんとミスターこと長嶋茂雄さん。
長嶋茂雄さんが1958年に記録した153本が50年以上もセ・リーグ記録になっています。

京田の安打ペースを計算してみましょう。
94試合で102本のペースを143試合換算してみると、155.2本になります。
今のペースで行けば達成できるということになります。
長嶋さんはHRも多かったので単純に比較は出来ませんが、更新が近づけば確実にニュースになるでしょう。

 

ちなみにパおよびプロ野球記録は1956年に佐々木信也さんが記録した180本となっています。
こちらの達成は厳しそうですね。

 

パ・リーグ編もどうぞ

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