こんにちは、ブログ修行中のなおしー(@naoc2520) です。
さて、今年(2017年)の3月にグーグルアドセンスの関連コンテンツユニットが利用できるようになったことを記事にしました。
それから半年ほど経ちましたがこの度、関連コンテンツユニットに広告が掲載できるようになりました!
ということで、今回は関連コンテンツユニットの広告について実際に1週間掲載してみた結果なども含めて記事にしたいと思います。
- グーグルアドセンスの関連コンテンツユニットってそもそもなに?
- 関連コンテンツユニットに広告掲載するメリットは?
- 関連コンテンツユニットに広告掲載できる条件は?
- 関連コンテンツユニットへの広告掲載方法
- 関連コンテンツユニットに広告を掲載した結果
- さいごに
グーグルアドセンスの関連コンテンツユニットってそもそもなに?
関連コンテンツは、サイトを閲覧しているユーザーに向けてサイト内の関連コンテンツを簡単に宣伝できる無料サービスです。ユーザーにとって関連性が高いコンテンツが増えるので、サイトのページビュー数や滞在時間、ユーザーのリピート率、広告表示回数が向上し、広告収益の増加が見込めます。
関連コンテンツはそれ単体ではいわゆる「あわせて読みたい」機能のようなものです。
同一サイト内のカテゴリを元に、関連記事をアイキャッチ画像とともに自動的に紹介しくれます。
例えばこのブログの「野球」カテゴリから引っ張られた記事がPC版ではこのように表示されます。
関連コンテンツユニット自体については以前の記事で詳しく説明してるのでそちらをご覧ください。
関連コンテンツユニットに広告掲載するメリットは?
関連コンテンツユニットで広告掲載ができるようになると、下の画像のように記事と広告が並べて表示されます。
この画像ではモザイクをかけている3ブロックに広告が掲載されていて残りはこのブログの記事になっています。
このように広告が記事紹介に溶け込むように表示されるのが特徴です。
ちなみに、こういったサイトのデザインに溶け込むような広告のことをネイティブ広告と言います。
グーグルアドセンスのヘルプから引用します。
ネイティブ広告はサイトのコンテンツのデザインやスタイルに合わせてカスタマイズできるので、ユーザー エクスペリエンスを高められます。コンテンツに自然に溶け込むように表示された広告からユーザーがサイトを訪問するという点で、ネイティブ広告は通常の広告とは異なります。広告であることは判断できますが、ページ上で違和感なく表示されます。解像度の高い画像などのクオリティの高い広告要素を使用して柔軟にカスタマイズできることもネイティブ広告のメリットです。
ポイントは「広告であることは判断できますが、ページ上で違和感なく表示されます」
というところでしょう。
違和感なく表示されるということからクリック率の高さが期待できます。
関連コンテンツユニットに広告掲載できる条件は?
関連コンテンツユニットに広告を掲載するまでには2つのステップが必要になります。
まずは関連コンテンツユニットが利用可能になること、その後に広告の掲載が許可されます。
グーグルアドセンスのヘルプから引用します。
関連コンテンツ ユニットに広告が掲載されるのは、良好なパフォーマンスと優れたユーザー エクスペリエンスが見込まれる場合に限ります。
利用資格 意味 現在関連コンテンツ ユニットを利用できません サイトがトラフィック量とページ数の最低要件を満たしていません。 関連コンテンツ ユニットを利用できます サイトがトラフィック量とページ数の最低要件を満たしています。 関連コンテンツ ユニットを利用し、おすすめの関連コンテンツの間に広告を表示できます サイトがトラフィック量とページ数の最低要件を満たしており、十分に収益が見込めます。
こちらによると、広告掲載が出来るようになるには「十分に収益が見込める」ことが必要であるとあります。
「十分に収益が見込める」ことを具体的にどのような数値で計っているのかはわかりません。
おそらくサイトのPVやサイト内での広告表示回数、クリック率、広告視認率などが関係しているのではないかと思っていますが。
参考までにこのブログで関連コンテンユニットの広告掲載が許可されたタイミングでの状況を載せておきます。
記事数 | 219 |
月平均PV (3月~8月) |
約12万 |
無広告の期間 | 3/14 ~8/22 (161日) |
関連コンテンツの 視認率(PC) |
約33% |
関連コンテンツの 視認率(モバイル) |
約12% |
関連コンテンツユニットへの広告掲載方法
関連コンテンツへの広告掲載が許可されると、アドセンス管理画面の「最適化」ページにその旨が表示されます。
ついにきたー!関連コンテンツに広告つけれるよ―! pic.twitter.com/gj8yypTMym
— なおC@はてブロとYouTube (@naoc2520) 2017年8月23日
この通知が来たら「広告の設定」から関連コンテンツの設定ページへ行きましょう。
すると「広告オプション」→「広告で収益化」という項目が追加されていますので、これをチェックすればOKです。
広告が表示されるまでに少し時間はかかりました(1時間程度)が、設定自体はこれで終了です。
コードを再取得して貼り直す必要もありませんでした。
関連コンテンツユニットに広告を掲載した結果
関連コンテンツユニットに広告掲載が許可されてからおよそ1週間ですが、実際に掲載してみて得られた結果を2つ紹介します。
ページCTRが上昇
一番目に見えた変化はページCTRの上昇です。
ページCTRについてアドセンスのヘルプから引用します。
ページのクリック率(CTR)は、広告のクリック数をページビュー数で割った値です。
ページ CTR = クリック数/ページビュー数
つまり、ページCTRとはPVあたりのクリック数のことです。
これが上がれば同じPVでも収益が多くなります。
このブログの場合は、関連コンテンツユニットに広告掲載することで広告のページCTRが約52%アップしました。
8月のページCTRのグラフを見るとその変化は明らかです。
縦軸の値は出せませんが高くなっていることはわかると思います。
広告単価は安め
アドセンスは広告によって収益額が異なります。
一般的にはページの内容や検索語、広告のサイズ、掲載場所などによって異なり、その時々で最も単価の良い広告が掲載されると言われています。
実際にこのブログ内で記事の途中に貼っているレスポンシブ広告と関連コンテンツユニットの広告の平均単価を比べてみたところ、関連コンテンツユニットの広告のほうが約33%低くなっていました。
ですからページCTRが50%上がったからと言って収益も50%アップしたというわけではありません。
ちなみに、関連コンテンツユニットに掲載される広告はサイズは小さめで、種類も少ないようです。
さいごに
今回期待していた関連コンテンツ広告が掲載できるようになったということで記事にしました。
一般には収益が上がると言われていますし、1週間の結果からもそれが期待できます。
収益が増えるということはブログを続けるひとつのモチベーションになりますし、何より広告掲載できるということはそれなりにGoogleから認められたと思っていいことだと思うので、自信になりました。