こんにちは、野球ブロガーのなおしー(@naoc2520) です。
さて、2018年は日本球界からMLBへ挑戦する選手が3人もあらわれ、今年は一層日本からMLBへの注目が集まっているのではないかと思っています。
といったところで、今日は2018年のMLBをさらに楽しめる最新ゲームMLB The Show 18を紹介したいと思います。
日本でも実況パワフルプロ野球の最新版が発売されることが決定しましたが、こちらはひと味違ったリアル志向のゲームになっています。
- MLB The Show 18とは?
- MLB The Show 18の発売日
- MLB The Show 18の新要素
- MLB The Show 18の主なゲームモード
- MLB The Show 18のカバー選手はアーロン・ジャッジに決定
- 日本人選手ももちろん収録
- MLB The Show 18購入の注意点(日本語対応について)
- さいごに
MLB The Show 18とは?
MLB The ShowシリーズはSIE San Diego Studioが開発している本格派野球ゲームです。
日本の野球ゲームでいうプロ野球スピリッツのようにリアルな映像でMLBの世界を楽しむことができます。
18という数字はもちろん2018年のことを表していて、2018年開幕時のメジャーリーグ最新データで遊ぶことができます。
また、選手能力の更新頻度が非常に高くシーズン中は1~2週に1度のスパンで選手能力が上下します。
さらにシーズン中の選手移籍が激しいMLBですが、その移籍にもすぐに対応してデータを更新してくれます。
過去作は2006年度版のMLB 06:The Showから毎年発売されていて、今作で13作目ということになります。
メジャーリーグのゲームとして、過去には2K制作のものやパワメジャなどもありましたが、ここ数年ではこの MLB The Show だけが生き残っているような状態です。
ちなみにPS4版のみしか発売されず、Nintendo Switchなどの他のハードでは遊ぶことができません。
MLB The Show 18の発売日
MLB The Show 18の正式な発売日は2018年3月28日となっています。
しかし、早期購入特典に含まれるアーリーアクセス権をゲットすれば最速で日本時間の3月23日17:00頃から遊ぶことができます。
パッケージ版は輸入版しかありませんので、日本でアーリーアクセス権をゲットするには、おそらくダウンロード版を事前に購入する必要があると思います。
ダウンロード版の購入はPS STOREからしかできませんので下のページを確認してみてください。
MLB The Show 18の新要素
この記事を書いている3月7日時点で新要素として発表されているポイントを紹介します。
打撃フォームの細かいエディット(Batting Stance Creator)
これまでの野球ゲームでは、バッターのフォームはシンプルなものや収録選手のコピーなど予め収録されているものから選ぶのが当たり前でした。
しかし、The Show 18では打席内での手の動きや足の動きを部位ごとに細かく設定できるようになります。
上の動画で紹介されているエディットできるポイントはこんなにたくさんあります。
-
グリップの位置
-
肘の高さ
-
腰の位置
-
投手側の足の位置
-
タイミングのとり方
これらを自由に設定できるので、自由度の高い打撃フォーム作成が可能になります。
上の動画内では打撃フォーム以外にも
- HR後のパフォーマンスの追加
- 投球モーションの細かい演出の追加
- 天候変化による試合中断の再現
なども紹介されています。
様々なバット投げの追加(Bat Flips)
HRを確信した直後のモーションも多数追加されるようです。
日本でも中村紀洋や新井貴浩、小久保裕紀などに代表される通称「バット投げ」はマニアの方も多い注目ポイントですよね。
メジャーでも特徴的なバット投げをする選手が多くいますので、その選手らのバット投げモーションが再現されているようです。
さらに、動画を見る限りでは「もあやバットは投げていないけど確定演出だろ」といえるモーションも追加されることがわかります。
MLB The Show 17の要改善ポイントも対応済み
開発チームの放送で、The Show 17で問題となっていたいくつかのプレーについて改善したとの発表がありました。
大きく分けると次の3つのプレーで選手の動きがより自然になったようです。
- 走者へのタッチプレー
- 捕手の特有モーション(ブロッキング・ボールを拾う動き)
- 投手のフィールディング・カバーリング
細かいところではありますが、実際に僕もThe Show 17をプレイしていてこのあたりのおかしな動きはとても気になっていたので改善してくれるのは嬉しいです。
特にランダウンプレーのときのタッチはアウトにできるものがセーフになったりすることがあってストレスだったので良い改善だと思います。
MLB The Show 18の主なゲームモード
MLB The Show 18に収録されることがわかっているモードをいくつか紹介したいと思います。
DIAMOND DYNASTY
このモードでは選手のカードを集めて自分だけのオリジナルチームを作り対戦することができます。
現役のメジャーリーガーだけでなく引退した選手のカードや(Legend Player)や現役選手の過去の能力を表すカード(Flashback Player)もチームに加えることができます。
これらのカードはゲーム内通貨のスタブを消費するか、ミッションやプログラムの達成、イベントの報酬で獲得することができます。
レジェンド選手のカードは表示された年の能力を反映しているので、一人の選手でも全盛期のカードだけでなくルーキーイヤーのカード、晩年のカードなど様々な種類があります。
現役のメジャーリーガーについては定期的なアップデートが行われ、実際の選手の活躍によって選手の能力が変化します。
チーム名やユニフォーム、ロゴなども自由に設定できます。
選手を集めるだけでなく、イチから自分のチームを作っていく楽しみを味わうことができます。
ちなみに、開発チームの放送などで紹介されたレジェンド選手には以下のような選手が含まれます。
これらの選手は基本的には課金アイテムなどではなく、ゲーム内のプログラムをクリアしていくことで入手できます。
何より注目なのは野球の神様ともいわれるベーブ・ルースが収録されていることでしょう。
- ベーブ・ルース
- ジャッキー・ロビンソン
- ケン・グリフィーJr.
- ラリー・ドビー
- ボブ・ギブソン
- マイク・ピアッツァ
- アルバート・ベル
- ジョー・トーリ
- ブラディミール・ゲレーロ
- フランク・トーマス
- リー・スミス
- ドック・エリス
- ピー・ウィー・リース
- ベニート・サンティアゴ
- チッパー・ジョーンズ
- カル・リプケンJr.
- テッド・ウィリアムズ
- リッチ・ゴセージ
- ドン・サットン
- マイク・シュミット
- ポール・モリター
- ビリー・ワグナー
ROAD TO THE SHOW
これはパワプロでいうところのマイライフのようなモードです。
自分の分身となる選手を作って、マイナーからメジャー人生を追っていくような形になります。
ROAD TO THE SHOWの頭文字をとってRTTSと書かれることがあるので、TheShow関連でこの4文字を見たらこのモードのことだと思ってください。
今作はゲーム開始時の能力と目指す選手のタイプを決めることができるようになりました。
上の動画だと0:19辺りからその説明が入っています。
それぞれのタイプによって初期能力だけでなく成長の度合いや能力の上限が決まってくるようです。
プレーしたいポジションや目指す選手像を踏まえて決めると良いかもしれませんね。
ちなみに、内野手だと次のような6タイプがあるようです。
長所 | 短所 | モデル選手 | |
---|---|---|---|
The Wizard |
守備力 スピード |
パワー |
オージー・スミス ホセ・アルトゥーベ |
Good Hand |
守備力 ミート力 |
スピード |
スティーブ・ガービー コーリー・シーガー |
Mr Reliable |
肩力 ミート力 |
パワー |
カル・リプケンJr. ダスティン・ペドロイア |
Fielding General |
守備力 肩力 |
スピード |
サルバドール・ペレス ブルックス・ロビンソン |
Power Corner |
守備力 パワー |
スピード |
ノーラン・アレナド ウィリー・スタージェル |
Bat First |
パワー 肩力 |
スピード |
ジェフ・バグウェル ゲリー・サンチェス |
これに伴って、今作のRTTSでは能力の上げ方が前作とは異なっているようです。
前作では試合での活躍に応じて与えられる経験値を自分で割り振るシステムでしたが、今作では選手タイプによって自動的に経験値が割り振られるようです。
また練習指示のシステムもあり、これで能力アップや能力の上限アップができるようになります。
細かい修正点として、守備操作時に打球方向が選手の足元に表示されるようになります。
画質が荒くて少しわかりにくいですが、選手の足元の扇形のようなマークが打球の方向を表しています。
前作では落下地点表示のみだったので、打球が前に飛んできたのか後ろに飛んできたのかがとてもわかりにくかったのですが、これで改善されるようです。
ちなみに、扇形の開き方で落下点との距離も分かるようになっていて落下点に近づくと扇が小さくなっていきます。
FRANCHISE
このモードは球団のGMになってワールドシリーズ制覇を目指します。
パワプロでいうペナントのようなモードだと思っていただければいいでしょう。
球団運営といった感じで、トレードやFA移籍、ドラフトなどはもちろんあります。
自分で操作する領域とAIに任せる領域を選択することができるので自分のやりたいようにプレイすることができます。
今作ではPHASEという新しい要素が追加されました。
PHASEとは日本語でいうと「段階」とか「局面」という意味です。
今作のフランチャイズでは1シーズンが19のPHASE(段階)に分けられます。
そして各PHASE毎にやるべきこと、やっておいたほうがいいことがリスト化され球団運営が行いやすくなりました。
上の動画では開幕からドラフトまでが1つのPHASE、さらにオールスターゲームまでが1つのPHASEとなることがわかります。
その他細かい追加要素には以下のようなものもあります。
- フライチャイズのゲームでもレトロモードでプレイできる
- 各ポジションのMLB内でのランキングが見られる
- オフにFAとなる選手が確認しやすくなる
- 選手の引退に関する判断の改善(非現実的な引退がなくなる)
RETRO MODE
このモードでは、最新の野球ゲームをまるで往年の野球ゲームのように遊ぶことができます。
上の動画をご覧いただければわかると思うのですが、まるで昔のファ◯スタみたいですよね。
フルバージョンと比べると投打の部分が簡略化されるので、野球は好きだけど野球ゲームは苦手という人との対戦にはもってこいかもしれません。
MLB The Show 18のカバー選手はアーロン・ジャッジに決定
The Showシリーズのひとつの注目ポイントといえば、ゲームパッケージを飾る選手が誰になるのかということです。
毎年、前年に活躍した選手や発売する国・地域の有名選手がソフトのパッケージを飾っています。
ちなみに、昨年発売されたTheShow17では2016年に史上最高の得票率で野球殿堂入りを果たしたケン・グリフィーJr.氏の現役時代の姿が起用されました。
そして、今年のTheShow18では2017シーズンに新人の本塁打記録を更新する活躍を見せたニューヨーク・ヤンキースのアーロン・ジャッジがカバー選手に選ばれました。
また、カナダ版のパッケージにはトロント・ブルージェイズに所属しているマーカス・ストローマンが起用される予定です。
参考までにこれまでのカバーに選ばれた選手を紹介します。
カナダ版はTORの選手が、韓国・台湾版はその出身選手が選ばれていることがわかると思います。
タイトル | カバー選手(国・地域) |
---|---|
TheShow 18 |
アーロンジャッジ(US版) マーカス・ストローマン(カナダ版) |
TheShow 17 |
ケン・グリフィーJr.(US版) アーロン・サンチェス(カナダ版) キム・ヒョンス(韓国版) チェン・ウェイン(台湾版) |
TheShow 16 |
ジョシュ・ドナルドソン(US・カナダ版) カン・ジャンホ(韓国版) チェン・ウェイン(台湾版) |
MLB 15 |
ヤシエル・プイグ(US版) ラッセル・マーティン(カナダ版) チュ・シンス(韓国版) チェン・ウェイン(台湾版) |
MLB 14 |
ミゲル・カブレラ(US版) ブレット・ロウリー(カナダ版) チュ・シンス(韓国版) チェン・ウェイン(台湾版) |
MLB 13 |
アンドリュー・マッカチェン(US版) ホゼ・バティスタ(カナダ版) チェン・ウェイン(台湾版) |
MLB 12 |
エイドリアン・ゴンザレス(US版) ホゼ・バティスタ(カナダ版) |
MLB 11 | ジョー・マウアー |
MLB 10 | ジョー・マウアー |
MLB 9 | ダスティン・ペドロイア |
MLB 8 | ライアン・ハワード |
MLB 7 | デビッド・ライト |
MLB 6 |
デビッド・オルティーズ パク・チャンホ(韓国版) |
日本人選手ももちろん収録
日本人メジャーリーガーももちろん収録されています。
発売当初は2017シーズンからMLBに所属していた選手と大谷翔平のみでしたが、アップデートが行われアリゾナダイヤモンドバックスの平野佳寿、サンディエゴパドレスの牧田和久も追加されました。
大谷翔平は特例的な扱いを受けて、ルーキーにもかかわらず投球と打撃フォームをモーションキャプチャーで取り込んだものが収録されています。
その他の日本人選手の動画は僕のYouTubeチャンネルで紹介していますのでそちらもぜひ確認してみてください(コメントお待ちしています)。
MLB The Show 18購入の注意点(日本語対応について)
The Showシリーズを購入する際の注意点はゲーム内の全てのメッセージが英語であることです。
また、更新情報などについても基本的には英語で書かれた公式ブログや公式Twitterを確認することになります。
大まかな日本語マニュアルなどは公開されると思いますが、ゲーム画面とマニュアルを交互に見ながらプレイするのは少し大変かもしれません。
ただ、今後もこのブログ内や僕のTwitter、YouTubeチャンネルなどで日本語での情報を配信していく予定です。
気になる方は、是非チェックしてみてください。
Twitterはコチラ
YouTubeチャンネルはコチラ
さいごに
僕はこのThe Showシリーズは2017年版から入った新参ですが、1年を通して楽しめるゲームだったと感じました。
だから、今年発売されるThe Show 18も購入する予定です。
加えて、The Show 18に関する情報を発信していきたいと思っています。