こんにちは、野球ブロガーのなおしー(@naoc2520) です。
さて、今年のプロ野球もたくさんの助っ人外国人選手が活躍していますね。
セ・リーグだと広島のエルドレッドは本塁打王、阪神のドリスは独走でセーブ王を走っています。
パ・リーグも本塁打王は日本ハムのレアード、西武のウルフはすでに5勝をあげ最多勝タイの活躍を見せています。
というところで、野球の専門雑誌「週間ベースボール」が5月29日号で「最強外国人論」という特集を組んでいました。
今日はその記事の内容を抜粋して、プロ野球の助っ人外国人は日本のどんなところを良いと思うのか?について記事にしたいと思います。
外国人選手が思う日本の良いところとは??
週刊ベースボールの5月29日号では今年NPBに在籍する64人の助っ人外国人に
- 日本で気に入った〇〇は?
- わが球団で一番素晴らしいと思うことは?
という2つの質問に答えてもらっています。
今回は、質問1「日本で気に入った〇〇は?」に対する答えをまとめて、統計を取ってみたいと思います。
予想としては食べ物や、おもてなし、治安のことなどだと思いますがどのような割合になるでしょうか?
おおよその分類をしたところ、次のような結果になりました。
一番多かったのは日本の食が気に入っているという回答でした。
日本の食と言っても、寿司やラーメンなどの日本食が好きだと言う回答以外に、「自国のものでも美味しいものが多い」とか、「安全で新鮮な食べ物がどこでも買える」などの回答もありました。
続いて多かったのは日本人の国民性が良いという回答。
国民性の中には「外国人に親切」とか「先輩や年上の人を敬う文化が良い」などの回答がありました。
他にも、「信号をみんなが守っているのに驚いた」など、日本人としては当たり前のことでも外国人選手にとっては珍しいことのようです。
第3位は日本の治安の良さでした。
治安の良さについては、アメリカ・メキシコ・オランダなど国籍に関係なくいろいろな国の選手からの答えがありました。
6票入っていた「街」という回答ですが、特定の都市を挙げている選手がいた事を表しています。
内訳は
- メッセンジャー(阪神)→神戸
- ドリス(阪神) →名古屋
- キャンベル(阪神) →大阪
- ジョンソン(広島) →広島
- クルーズ(読売) →東京
- クライン(横浜) →横浜
でした。
ほとんどの選手が本拠地(周辺)の都市をあげている中、なぜか阪神のドリスは本拠地ではない名古屋がお気に入りという不思議な回答をしていました。
「その他」の中には、
- 日程的に月曜日がいつもオフなのが良い
- 日本の神社が良い
- 日本庭園が良い
- 豆まきが気に入った
- ショッピングしやすい所が良い
- 自転車に乗れるのが良い
などなど、様々な回答がありました。
外国人選手を応援しよう!
特集「最強外国人論」では日本球界で活躍した選手のインタビューがたくさん掲載されています。
現DeNA監督のラミレスを始め、元中日で首位打者も獲得したパウエル、現役では楽天ペゲーロ、西武のウルフらが日本で結果を残すまでの苦労を語っています。
そのインタビュー記事を読むと、どの選手も日本語や日本野球独特の戦術に適応することに一番苦労してきたことがわかりました。
野球のプレー以外の部分で障害があるという意味では、日本人選手より大変な環境にいるということは間違いないでしょう。
そのなかで、1年目からの活躍を期待されているわけですからかなりの覚悟で日本に来ている選手がほとんどだと思います(過去に例外と思われる選手もいましたが)。
結果の部分で甘く見ることは出来ませんが、外国人選手だからといって必要以上に野次ったりするのはやめてほしいですね。
逆に、贔屓球団の外国人選手が活躍してくれたときには「ウチのチームのためにわざわざ不慣れな日本まで来てくれてありがとう!!」と思いたいものです。