こんにちは、野球ブロガーのなおしー(@naoc2520) です。
さて、以前の記事でプロ野球観戦のお供にしたい無料のウェブサービスを紹介しました。
この記事の中でパ・リーグの試合のハイライトが見られるということでパ・リーグTVのYouTubeチャンネルを紹介しました。
実はこのチャンネルはハイライト動画だけでなく、プレーのまとめ動画や選手の特集動画などもアップロードされています。
そんな中でも、特にBestSceneSelectionと題されたプレーのまとめシリーズがとてもマニアックなチョイスになっていて、いつも気になっています。
今日はそのマニアックなまとめ動画を個人的なベスト10ランキングにして紹介したいと思います。
10位 捕手のマスク捨て まとめ
第10位は「捕手のマスク捨て」です。
バット投げならぬマスク捨て。
果たしてここに注目している人がどれくらいいるでしょうか。
確かに、顔を守るという役目を終えたマスクを投げ捨てるさまは職人のソレですね。
遠くに飛ばす人、その場に落とすように外す人、捨て方も千差万別です。
最近ではホッケー型というキャッチャーマスクが出てきています。
いずれマスク捨ても絶滅するかもしれません。
9位 ベアハンドキャッチ まとめ
第9位は「ベアハンドキャッチ」です。
ベアハンド(bare hand)とはグローブをつけていない方の手を指します。
ボテボテのゴロなどでグローブで取っていては内野安打になってしまうときによく見られます。
日本では少年野球から「グローブで捕れ!素手で取るなんて横着するな!」という指導が徹底されているからなのか、日本人選手のベアハンドキャッチはなかなか見られません。
動画内でも楽天ウィーラーやロッテダフィーなど外国人選手のプレーが目立っていますね。
逆にMLBでは「それわざわざ素手で捕る必要ないやん!」と言ってしまいたくなるベアハンドキャッチが多いです。
個人的にはベアハンドでキャッチした後に、スローイングのためにいったん肘を上げる動きがたまりません。
8位 魅惑の二遊間 ダブルプレーまとめ「643 編」
youtu.be第8位は「6-4-3のダブルプレー」です。
6や4、3という数字は野球のポジションのことで、6はショート、4はセカンド、3はファーストをそれぞれ指しています。
つまり6-4-3のダブルプレーとは、ショートからセカンドに渡ってファーストで完成したダブルプレーのことです。
わざわざ6-4-3だけでまとめてしまう当たりがマニアックですよね。
このプレーはセカンドがかなり大変で、ダッシュでセカンドベースに入った後切り替えしてファーストに放らなければいけません。
7位 魅惑の二遊間 ダブルプレーまとめ「463 編」
第7位は「4-6-3のダブルプレー」です。
今度は先程の逆で、セカンドからショートに送られてファーストで完成するダブルプレーのまとめになっています。
僕は6-4-3よりこっちの方が好きなんですね~。
理由は簡単で、4-6-3のほうがスピード感があるからです。
6-4-3だとセカンドが振り返ってスローするんでそのときにちょっと減速するんですよね。
4-6-3の場合はセカンドからショートに渡ったところでさらに加速する感じがして気持ちがいいです。
ランナーと交錯しそうになったときに出るショートのジャンピングスローもかっこい。
6位 豪快スイングでヘルメットが吹っ飛んだ!!
第6位は「ヘルメット飛ばし」です。
マスク投げに続いて今度はヘルメット飛ばし。
ボール以外にも飛んで行くものがたくさんありますね。
個人的には「フルスイングしてるぞ!当たったらとんでもないくらい飛ぶぞ!」とアピールしているんじゃないかと思っています。
ミスターこと長嶋茂雄さんも落ちやすいようにわざと大きめのヘルメットを被っていたという逸話もあります(長嶋さんは観客を喜ばせるためだったそうですが)。
余談ですが、長嶋さんのヘルメット飛ばしフィギュアなんて言うものもあるそうです。
ヘルメットが落ちるっていうのはやっぱりインパクトがあるので、対戦している投手からすると怖さはあるでしょうね。
ヘルメットを飛ばした後の投手の失投率とか調べてみたいです。
ちなみに、今年の開幕時にMLB最年長投手だったバートロ・コローンは投手にも関わらずこのヘルメット飛ばしで大人気でした。
5位 外野手の好返球まとめ
第5位は「外野手の好返球」です。
これはマニアックからはちょっとずれてます。
外野手の見せ場としては王道ですね。
個人的に一番すごいと思ったのは2:30~のオリックス駿太の返球です。
ほとんどの好返球が前進してきた勢いを使っての送球ですが、この駿太のは少し立ち止まっていて捕球のときには勢いが死んでいます。
しかし、そこからノーバウンドの好返球。
これは本当に強肩の選手じゃないとできません。
送球のフォームも大きくグラブを掲げるところがかっこよくて好きです。
4位 逆シングルは好きですか? 2017・夏
第4位は「逆シングルキャッチ」です。
逆シングルは好きですか?はい、大好きです!
あっさりやっているように見えますがこれがけっこう難しくて、しっかり腰を落としてボールに目をつけていないとできないプレーです。
ベアハンド同様、日本では「回り込んで体の正面で捕れ」と指導される事が多いのでアマチュアではなかなか見られないプロならではのプレーではないでしょうか。
3位 若手もベテランも…捕手の好守まとめ
第3位は「捕手の好守」です。
ほとんどが送球によるものなんですが、これがイイんです。
ランナーの一瞬の隙を突く感じがプロっぽいですよね。
ちなみにアマチュアだと、肩の良さを見せびらかしたいがために牽制したがるキャッチャーがよくいますが、アレには興ざめします。
能ある鷹は爪を隠すと言いますが、本当に必要な場面で飛び出すキャッチャーからの牽制にはしびれます。
2位 思わずドヤ顔!? 三盗成功まとめ
第2位は「三盗」です。
三盗とは二塁から三塁への盗塁のことを指します(一塁から二塁は二盗といいます)。
二盗と三盗は同じ盗塁でありながら全く別物で、プロでも二盗は少ないけど三盗は得意という選手もいるくらいです。
盗塁にはスタート・スピード・スライディングの3つのSが必要だと言われます。
二盗と三盗ではその必要性の度合いが少し違っていて、三盗の場合は特にスタートが重要です。
イメージとしては相手をよく観察する狡猾なタイプの選手はスピードがなくても投手の動きを盗んだスタートで三盗を決めている印象です。
元阪神の城島健司なんかはよく、キャッチャーが投げるのを諦めるくらい完璧な三盗を決めていた記憶があります。
動画内でも投手が投球に入る前にスタートを切っている選手が数名います。
テレビ中継での三盗のイイところにはスタートを切ったところが露骨に見えるところもあります。
バックスクリーンからの映像で二塁ランナーがスッと消えたときはテンションが上がりますね。
具体的な三盗の技術・スタートについてはこちらのブログがめちゃくちゃ詳しくまとめてくださっています。
1位 強打者にのみ許された特権!? 衝撃スイングからの『確信歩き』まとめ
第1位は「確信歩き」です。
打った瞬間にソレとわかるときに出るものですね。
これに関してはほぼ憧れの領域です。
ホームランを打てることなんてめったにないのに、さらに打った瞬間にわかる特大のものなんてプロでも一握りの人しか経験できないでしょう。
野球経験者なら一度はやってみたいプレー(?)だと思います。
人によってクールに歩き出すパターンやベンチに向かって叫ぶパターンなど、意外とバリエーションも豊富。
動画内では大谷翔平がやらかしてますが(0:33~)、ごくまれに確信したのにフェンスオーバーしないということもあります。
さいごに
いかがだったでしょうか、あなたはどのプレーに魅力を感じましたか?
守備でも攻撃でも、なぜか好きなプレーってありますよね?
パ・リーグTVのYouTubeチャンネルではハイライト以外にもBestSceneCollectionと題した特集動画が不定期でアップロードされています。
今回ベスト10として紹介した10本以外にも15本程度あるので、興味のある方はチェックしてみてください。