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トリプルスリー達成を期待する選手を紹介!2017年の山田哲人は3年連続に挑む!

トリプルスリーを達成した山田哲人

こんにちは、野球の記録でお酒が飲めるなおしー(@naoc2520) です。

 

理想の野球選手像ははいろいろあると思いますが、やっぱりマルチに活躍できる選手ってかっこいいですよね。

トリプルスリーを達成する選手なんかは打席でも塁上でも存在感を見せてくれます。

 

ということで、今日は私が個人的に2017年のトリプルスリー達成を期待する選手を紹介したいと思います。

 

 

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トリプルスリーとは?

プロ野球のバッターの成績で、1シーズンでHR30本・盗塁30個・打率3割以上を記録することをトリプルスリーといいます。

パワー・スピード・確実性のすべてが求められる非常に難易度の高い記録です。

 

歴代の記録を見てみると、計11回(10人)しか達成されていません。

ここ最近では2015年に山田哲人(ヤクルト)と柳田悠岐(ソフトバンク)が達成し「トリプルスリー」が新語流行語大賞に選ばれました。

また、2016年には山田哲人が史上初となる2年連続での達成をしています。

 

山田哲人(ヤクルト)

右投右打 二塁手

打率 本塁打 盗塁 安打 四球 出塁率
2014 0.324 29 15 193 74 0.403
2015 0.329 38 34 183 81 0.416
2016 0.304 38 30 146 97 0.425

史上初の2年連続トリプルスリーを達成した山田哲人。

1年の実績があるということは打撃・走塁どちらもマークされた状況になるので1年限りとは大きな差がある大記録です。

しかも昨年は怪我もありながらの達成でした。

 

今シーズンは初のWBC出場があり、調整とシーズン終盤までスタミナが持つかどうかが心配です。

無理をすることは良くないですが、怪我なく最後まで戦うことができれば3年連続のトリプルスリー達成も夢では無いでしょう。

 

柳田悠岐(ソフトバンク)

右投左打 外野手(中堅手)

打率 本塁打 盗塁 安打 四球 出塁率
2014 0.317 15 33 166 72 0.413
2015 0.363 34 32 182 88 0.469
2016 0.306 18 23 131 100 0.446

2015年にトリプルスリーを達成したものの、2016年は怪我もあり本塁打と盗塁は30未満に終わりました。

柳田の特徴は四球が多く出塁率が非常に高いことです。

HRを打ちつつ盗塁も決めないといけないので、トリプルスリーを達成する条件としてたくさん塁に出ることが必要になります。

ですから、柳田の場合盗塁30というのはかなり高い確率で達成するのではないかと思います。

 

あとはいかに打球を浮かせてHRを打てるかということでしょう。

柳田の打球は速さはあるんですが、ライナー性のものが多くフェンスまで届かない事が多くあります。

 

今キャンプはB組スタートでWBC出場も見送って調整をしているので、シーズンには万全で臨んでくれるものと思います。

 

糸井嘉男(阪神)

右投左打 外野手(右翼手)

打率 本塁打 盗塁 安打 四球 出塁率
2014 0.331 19 31 166 70 0.424
2015 0.262 17 11 127 72 0.366
2016 0.306 17 53 163 75 0.398

日本ハム時代からトリプルスリーに一番近い男といわれてきた糸井嘉男ですが、いまだに達成はありません。

ケガのなかったシーズンでは高い確率で打率3割と盗塁30個を記録しています。

 

ネックとなるのはHRで、過去最多は2014年の19本です。

 

2017年は阪神に移籍してセ・リーグでのプレーとなります。

セ・リーグの本拠地はパ・リーグに比べて比較的狭い球場が多いので、HR数が増える可能性はあります。

 

坂本勇人(巨人)

右投右打 遊撃手

打率 本塁打 盗塁 安打 四球 出塁率
2014 0.279 16 23 152 55 0.344
2015 0.269 12 10 129 65 0.353
2016 0.344 23 13 168 81 0.433

正直この選手を上げるのは迷いましたが、2016年の成績を見るとトリプルスリーもあるのではないかと思います。

理由はあまり盗塁をしているイメージがないからです。

 

昨年は打球を広角に打つ技術を身に着けて打率が向上しました。

またそのことで相手バッテリーの警戒から四球数も増え、出塁率も上がりました。

し元々走力は低い方ではないと思うので、昨年同様出塁率を高く保つことができれば30盗塁は狙える範囲でしょう。

プロ10年で打率3割以上は3回、30HRは1回あります。

 

鈴木誠也(広島)

右投右打 外野手(右翼手)

打率 本塁打 盗塁 安打 四球 出塁率
2014 0.344 1 0 22 4 0.382
2015 0.275 5 6 58 16 0.329
2016 0.335 29 16 156 53 0.404

2016年に大ブレークした鈴木誠也もトリプルスリーを狙える選手でしょう。

昨年は打率3割は大きくクリア、HRも29本を放っています。

 

鈴木誠也の場合、気になるのは打順です。

昨年は主に6番を打っていました。

トリプルスリー達成にはできるだけ多く打席に立つほうがHRと盗塁を増やせる機会が多くなるので有利になります。

打順が上がり打席数が増えれば本塁打盗塁ともに上がっていくのではないかと思います。

しかし、広島の上位打線は田中・菊池・丸の並びがドはまりしていたので可能性としては四番に座るということになるでしょうか。

 

丸佳浩(広島)

左投左打 外野手(中堅手)

打率 本塁打 盗塁 安打 四球 出塁率
2014 0.310 19 26 166 100 0.419
2015 0.249 19 15 132 94 0.361
2016 0.291 20 23 162 84 0.389

広島の三番を打つ丸佳浩もトリプルスリー達成が狙える選手です。

2016年は20HRと20盗塁を達成していて、打率も3割目前でした。

 

丸の特徴は打率に比べて出塁率が高いことです。

これは、選球眼がよく四球を多く選んでいるためです。

昨年は筒香嘉智と山田哲人に次ぐ3位でした。

 

気になるのは三振が多いことです。

2015年には最多四球にも関わらず最多三振も記録しています。

2016年はフォームを修正して三振数を減らしています。

この調子で確実性が上がっていけば打率・HR数ともに上昇するでしょう。

 

梶谷隆幸(DeNA)

右投左打 外野手(右翼手)

打率 本塁打 盗塁 安打 四球 出塁率
2014 0.263 16 39 138 70 0.355
2015 0.275 13 28 143 54 0.342
2016 0.273 18 26 108 49 0.359

DeNAの韋駄天、梶谷隆幸もトリプルスリーに手が届く選手でしょう。

2014年には39盗塁を記録して盗塁王を受賞しています。

 

元々は俊足タイプで強打というイメージはなかったのですが、プロ4年目の2013年から打撃も開花し4年連続で2桁HRを放っています。

2016年の打順は2番でしたが、ラミレス監督の采配で犠打は1つしかなくフリーで打つことが出来ているのもいいことだと思います。

出塁率が低いのが気がかりですが、四球は強打になって警戒されるようになれば増えてくるものなので打撃の方を伸ばしてほしいと思います。

 

さいごに

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記録を見る限りではセ・リーグの選手のほうが達成の可能性が高そうでした。

これには球場の大きさだけでなくDH制の有無があるのではないかと思います。

DHがあると投手が投球に集中できますから、打撃・走塁ともに難易度が上がりますよね。

 

2017年には他にもたくさんの大記録達成が期待できます。

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