こんにちは、野球ブロガーのなおしー(@naoc2520) です。
さて、西武浅村選手や広島丸選手のFA交渉が盛り上がっているなか、MLBからの日本球界に移籍してくる選手が出てきました!
かねてから、米国外でのプレーを望んでいるとの報道があったサンディエゴ・パドレスのクリスチャン・ビヤヌエバ選手が読売ジャイアンツに移籍することがわかりました。
ビヤヌエバといえば2018年はMLBでも話題になった選手なので、日本でどれくらい活躍してくれるのか注目です。
ということで今日は、2019年から読売ジャイアンツでプレーするクリスチャン・ビヤヌエバ選手について書いていこうと思います。
巨人が獲得したクリスチャン・ビヤヌエバの基本情報
選手名 | クリスチャン・ビヤヌエバ (Christian Villanueva) |
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生年月日 | 1991年6月19日(27歳) |
投打 | 右投右打 |
守備 | 内野手(三塁手) |
出身 | メキシコ |
ドラフト | 2008年 |
メジャーデビュー | 2017年 |
推定年俸 (2018年) |
55万ドル |
巨人が2019年に向けて獲得したクリスチャン。ビヤヌエバ選手。
メディアによっては「ビラヌエバ」という表記のところもあります。
主な守備位置は三塁手(サード)です。
MLBのドラフトにかかったのは2008年で、はじめに入団したのはテキサス・レンジャーズでした。
2009年からレンジャーズ傘下でプレーし、その後2012年にシカゴ・カブスの傘下に移籍。
こちらでは2015年までプレーしましたが、1度もメジャー昇格することができませんでした。
そして2016年にサンディエゴ・パドレスへ移籍。
パドレス初年度は怪我によりプレーできませんでしたが、26歳となった2017年9月についにメジャー初昇格。
2018年はパドレスの主力選手として100試合以上に出場しました。
ビヤヌエバの2018年の成績
試合 | 110 | 盗塁 | 3 |
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打数 | 351 | 四球 | 23 |
得点 | 42 | 三振 | 104 |
安打 | 83 | 打率 | .236 |
二塁打 | 15 | 長打率 | .450 |
三塁打 | 0 | 出塁率 | .299 |
本塁打 | 20 | OPS | .750 |
打点 | 46 |
2018年のビラヌエバはパドレスの主にサードとして110試合に出場し351打席に立っています。
打順は最も多かったのが5番で37試合、続いて4番で28試合に出場しています。
結果の方は打率が.236と低くなっていますが、本塁打は20本を記録しました。
特に初の開幕メジャーとなった2018年3,4月は打率.338本塁打8打点19を記録するなど大活躍。
このとき、史上3人目となるデビューから14試合目で1試合3本塁打というレアな記録を打ち立てMLBでは話題となりました。
そして、3,4月度のナ・リーグ月間最優秀新人賞を獲得しています。
ちなみにこのときア・リーグの月間最優秀新人賞は大谷翔平が獲得しました。
その後は若干失速し、後半戦では8月下旬に右手中指の骨折により故障者リスト入りしています。
後半戦では1本塁打しか打てませんでした。
打撃の特徴としては左投手に強く、右投手に弱いことがあげられます。
2018年は右投手に対しては打率.189本塁打6だったのに対し、左投手に対しては打率.336本塁打14本でした。
また、得点圏での成績が良くないことも気になります。
2018年は得点圏にランナーを置いた80打席でヒットは14本で打点20、得点圏打率.197でした。
得点圏になると投手のギアも上がると考えられますが、流石に2割を切るのは低すぎるでしょう。
ビヤヌエバの守備位置とその評価
2018年のビラヌエバは主にサードで出場しています。
その他は数試合ですがファースト、セカンド、ショートでの出場もありました。
スタメンでの出場数はサードが90試合、ファーストは1試合、セカンドは2試合でした(ショートは守備交代で1試合のみ)。
サードの守備では守備率は.947、DRSは+5という成績でした。
DRSは平均的な野手と比較してどれだけ失点を防いだかを表す指標なので、サード守備の面では平均よりも良い評価だったことになります。
巨人でも昨年までマギーがサードを守っていましたから、ちょうどその穴にビヤヌエバが入ることになるでしょう。
さいごに
以上、2019年に読売ジャイアンツでプレーすることが決まったビヤヌエバ選手についてまとめてみました。
巨人での起用はおそらく5番サードになるのではないかと思われます。
メジャーで年間20本の本塁打を放った選手ということで、日本でどれだけ活躍を見せてくれるか期待したいところです。