20代野球好きの生活界隈

夏の甲子園観戦に行ってきた話(プロ野球の本拠地を巡るシリーズ)

こんにちは、野球ブロガーのなおしー(@naoc2520) です。

 

さて、2017年の夏の甲子園は花咲徳栄高校の埼玉県勢初となる優勝で幕を閉じましたね。

開幕前から第4日目の対戦カードの話に始まり、大会期間中も東筑青野監督の野球論と下関国際監督の文武両道批判、通算HR数や広陵高校の中村選手の話など何かと話題に欠かない大会だったのではないでしょうか。

 

といった所で今日は、少し遅くなりましたが甲子園球場に現地観戦に行ってきた話を記事にしたいと思います。

昨年の夏に思い立って始めた甲子園観戦も2016夏・2017春・2017夏と3期連続になります。

甲子園は、昨年の夏に初めて訪れたとき「現役高校のときに一度来ていればもっと真剣に高校野球に取り組めたかもしれない!」と思ったくらいいいところだったので、これからも都合がつく限りは現地で観戦したいと思います。

 

それから、前回の記事の続きでプロ野球の本拠地を巡るという部分も兼ねて京セラドーム大阪にもいってきました。

そのこともおまけで書いています。

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1日目(8月8日)・夕方まで阪神甲子園球場

福岡から甲子園へは前日の夜に出発する阪九フェリーで向かいました。

フェリーで行った理由は2つあって、1つは移動にかかる費用が安いということです。

今回は阪九フェリーを使って、個室をとっても片道7000円程度で福岡神戸間を移動できました。

新幹線や飛行機だとそうはいかないんですよね。

もう1つの理由はフェリーは夜間に移動するので早朝に到着できるということです。

甲子園の試合は早い日だと朝の8時から行われます。

どうせ行くなら第1試合から見たいという気持ちがあるので、8時の試合開始には間に合わせたいですよね。

さらに注目カードのある日だと早い段階で満席になったり、いい席がなくなったりします。

だから、できるだけ早く到着してゲートをくぐりたいのです。

そういった意味で、阪九フェリーは平日だと7時ころに神戸に着いでうまく行けば試合開始前に甲子園球場内に入ることができるのでとてもいいです。

これは新幹線や飛行機ではできません(新幹線だと始発に乗っても8:25に新神戸着)。

前乗りするという手もありますが、そうなると交通費と前日の宿泊費までかかっちゃいますからね。

 

この日はちょうど8時ころに甲子園球場着

台風5号の影響で日程が1日順延になったのでこの日は試合開始前に開会式が行われることになっていました。

開会式は9時開始、さすがに1時間前では観客もそこまで入っていませんでした。

今回も1塁側の後方、銀傘の下になるところに席を取りました

ちなみに、以前の記事にも書いたかもしれませんが、夏の甲子園球場で一日通して野球を見るならば一塁側をおすすめします。

理由は一塁側は午後から日陰になるからです。

方角でいうと一塁側が西で三塁側が東になっていて、一塁側はグラウンドに近い方に座っても銀傘の影になります。

逆に三塁側は上の方に座っても午後からは日が指してくることもありますし、夕方までいると西日がガンガン照りつけてきます。

今回、甲子園についたときは少し曇っていたのですが、のちのち日が照る展開を考えて昼からも日陰になるところを選びました。

 

開会式は定刻通りにスタート

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行進曲などを演奏する演奏隊が先に入場し、その後に選手入場でした。

この入場行進が長いんですが、どの高校もダレることなくしっかりとしていましたね、さすが甲子園出場校。

入場の様子は全校写真に収めたのでいくつか抜粋して紹介します(座席の関係でネットが写っています)。

 

まずは優勝した花咲徳栄。

淡い水色とピンクのユニフォームは独特ですね。 

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続いては準優勝だった広陵。

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こちらは横浜。

惜しくも初戦で甲子園を去りましたが、このときは場内の歓声が大きく期待の高さが見えました。

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ユニフォーム気になったのが福井代表の坂井。

ちょっと昔のダイエーホークスっぽいですよね。

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今日3回戦進出を決めた大阪桐蔭。

地元ということも声援は大きかったです。

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この日の第2試合に登場した地元福岡の東筑です。

ユニフォームはこのあとに入場した早稲田佐賀とそっくりでした。

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さいごに、優勝候補筆頭と言われていた秀岳館。

惜しくも3回戦で甲子園を去りましたが、横浜や大阪桐蔭と同様に歓声は大きかったです。

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49代表が並ぶとこんな感じ。

このあと一斉に前進するところを動画で撮りたかったんですが、間に合いませんでした・・・。

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試合の方はもちろん初戦から観戦しました!

初戦は長崎代表・波佐見と滋賀代表・彦根東という公立高校同士の対戦。

今年の甲子園には公立高校は8校しか出場していないのに1回戦でどっちか負けちゃうなんてがっかりだと思いましたが、こればっかりはしょうがないですね。

 

初戦の始球式は熱闘甲子園のレポーターでおなじみだった長嶋三奈さんが務めましたでした。

熱闘甲子園のレポーターは卒業されたようですが、高校野球との関わりは全く変わっていないみたいですね。

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報道によると高校野球の始球式を女性が行ったのは24年ぶりだそうです。*1

 

試合の方は開幕戦にふさわしい熱戦で、9回に彦根東が逆転サヨナラ勝ちを収めました。

 

ちなみにサヨナラの場面で、なんとなくサヨナラになりそうな気がしていたので偶然にカメラを回していました。

ホームインしたときのガッツポーズがかっこ良かったです。

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第2試合は我らが福岡県代表の東筑のゲームでした。

公立の古豪ということもあり、東筑側のアルプス席は試合開始前からほぼ満席状態でした。

 

先発投手はもちろん伝説の石田君。

初回の攻撃時にベンチ前でキャッチボールをしているときは伝説とは言えやはり緊張しているように見えました。

 

試合の方はやはり緊張があったのか、伝説の石田くんが乱調で3回までに2点を先制されます。

東筑は4回の表にソロHRなどで一挙3点を奪い逆転に成功しますが、そこで突然の豪雨!

そして甲子園球場にはもう試合続行不可能なんじゃないかというくらいの水たまりが!

雨が降った時間はおよそ20分程度でしたが、紛いなりにも野球部を経験した自分からすると復活不可能なくらいの水たまりに見えました。

練習試合だったら残念ながら相手校に帰ってもらわないといけないくらいの状況でした。

 

しかしそこはさすがの甲子園球場。

高校野球ファンなら知らない人はいないであろう阪神園芸の皆さんの登場です。

まさか甲子園を見に来てグラウンド整備まで観られるとは思っていませんでしたので、変なテンションでその様子を実況していました。

結局中断時間はおよそ1時間10分、阪神園芸の作業時間はわずか40分程度だったと思います。

これぞプロですね。

 

 

試合の方は、その後も石田くんの調子が上がらず東筑が合計10失点で敗戦。

中断の間に調整できるかと思いましたがうまくいかなかったみたいです。

石田君はまだ2年生ですし、来年は福岡は2校出場できるのでまた甲子園を目指してほしいですね。

www.naoc2520.net

 

 

雨による中断があったので、第3試合の開始は予定よりかなり遅れて17:00に。

この日はもともと3試合終わってから京セラドームに行く予定でした。

しかし、京セラドームの試合は18時開始。

第3試合を見終わってから行くと間に合わないということになり、第2試合終了後に甲子園球場を出ることにしました

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1日目(8月8日)・夜は京セラドーム大阪

「どうせ関西に行くんだから行ったことのない京セラドームにも行っちゃえ」ということで、1日目は京セラドームでのオリックス対西武のナイトゲームにも行きました

実は前回、春の選抜を観に甲子園を訪れたときにも行こうと思っていたのですが、このときはトラブルがありまして断念していたんです。

 

荷物も多かったので一旦宿によってから京セラへ向かうことにしました。

余談になりますが、今回宿にしたのはこちら。

ファーストキャビン御堂筋難波店

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これも京セラドームと同じで、以前から気になっていたところです。

ちょっと高級なカプセルホテルと言う位置づけになるんでしょうか、客室は3畳程度で入口に扉はなくカーテンのようなもので仕切られています。

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隣の部屋の音なんかもそれなりに聞こえるので長く滞在するのには不便なところもあるかもしれません。

しかし、今回はナイトゲームを見てからの宿泊(22時頃の予定だった)ということと、翌日は甲子園の第1試合から見るために早朝出発の予定で滞在時間もすごく短そうだったのでまぁいいかなと思ってここに決めました。

チェックインを済ませて大きな荷物を部屋に置き、再出発の準備。

ちなみに部屋にカギはかかりませんが、鍵のかかる荷物入れが室内にあるのでそれを使えば大丈夫でした。

 

難波から阪神電車でドーム前まで約5分、ドーム前駅からも歩いてすぐというのがいいですね。

京セラドームに着いたのは試合開始時刻の18:00ちょうどでした。

しかし当日券の販売所がわからずしばらく右往左往してしまったので、ドーム内に入ったのは18:15くらいだったと思います。

 

席は内野自由席を選びました

理由は、事前に調べたところ「京セラの内野自由席は席数が多くて文字通り自由だから」という情報があったからです。

ということでとりあえず1階の内野自由席に行くことにしたのですが、ここはかなり人が多かったです。

ひとりで座るにしても空いている座りやすい席がほとんどありませんでした。

これはあとから撮った写真ですが、どれだけ内野自由席が人気かわかると思います。

ちなみに手前のガラガラの空席の目立つエリアは内野指定席です。

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そして、試合を観ていると言うよりは雑談している人のほうが多い印象でした。

仕事終わりでスーツで来ているサラリーマンらしき集団が多かったですね。

千葉マリンに行ったときは内野席の人もガッツリ応援していたんですが、そのへんは球団による差もあるんでしょう。

ということで、1階の自由席を離脱して上階の自由席へ移動することに。

この日は下階の内野自由席と外野自由席ほぼ埋まっていましたが上階の自由席はかなり空席がありました。

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上階の自由席は目線が高くて試合ゆっくり見るにはとてもいい席でしたよ

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独特な形で吸い込まれそうな天井も近かったです。

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京セラドームのサイトを見てみると、試合によりますがやはり基本的には自由席がかなり広く取られているようです。

僕みたいにとりあえず京セラドームに行ってみたいという方(いらっしゃるかわかりませんが)には内野自由席をおすすめします。

オリックス・バファローズ主催公式戦チケット案内|チケット | 京セラドーム大阪

 

試合の方は好調だった西武打線対金子千尋という予想でしたが、蓋を開けてみるとオリックス打線が序盤から爆発。

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12-6でオリックスの快勝でした。

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京セラドーム大阪を訪れて見て思ったことは

  • 駅から近くてアクセスしやすい
  • 応援がかなり静か(外野自由席の人のみ)
  • 自由席が広いので好きなところで観られる

といったところです。

一番印象にあるのはやっぱり内野自由席の自由度の高さですね。

ちなみに1塁側と3塁側も行き来自由みたいです。

 

最後の写真にもある通り、試合時間は3時間47分とかなり長めだったのでドームを出る頃には22:00を過ぎていました。

あとは再び難波のファーストキャビンに直行。

夜の難波の街はなにやら怖かったですが、ファーストキャビンは駅チカ(地上に出たら30秒)だったので大丈夫でした。

余談ですが、ファーストキャビンは客室にバス・トイレがない代わりに深夜でも入れる大浴場があります。

これが意外と良かったです。

 

2日目(8月8日)・朝から再び甲子園

2日目も朝から甲子園球場に行きました。

若干寝坊してしまったので1塁側のかなり上の方、最後列から5列目の席に座ることに。

しかし、寝坊したことを差し引いても初日より観客は多かったと思います。

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1日目はTwitterで実況したり写真を撮ったりしてたんですが、この日はほどほどにして試合観戦に努めました。

この日に気になったのは土浦日大の応援団です。

写真の彩度を少し上げていますが肉眼ではこれくらいの感じで、すごい赤色の応援団でした。

引きで見てもかなりの迫力です。

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夏の甲子園球場を再び訪れて思ったことは

  • 1日4試合も見られるなんておトク
  • 暑さ対策が重要
  • 来春も行きます

といったところです。

野球好きとしては高校野球とはいえ、1日ずっと野球の試合が見られるのは楽しくて仕方ありません。

ただし、夏の甲子園球場は本当に暑いので1日中いるつもりであれば座席選びも含めた暑さ対策(帽子やタオル、飲み物など)が欠かせません。

 

さいごに

長くなりましたが今回の球場訪問レポートは以上です!

今回は新しく京セラドーム大阪にも足を運ぶことができました、

前回の関東旅に続いて関西の球場を観ることが出来て今回もいい旅だった思います。

次回はいつになるかわかりませんが、今年中に名古屋か仙台にいけたらいいなと思っているところです。