山田哲人がトリプルスリー3回目にリーチ！残り試合の打率はどれくらいで達成できるのか？40-40もいける？

こんにちは、野球ブロガーのなおしーです。

山田哲人ってすごいですね！（小並感

2018シーズンの1ヶ月を残したところで、すでに山田哲人が30本塁打30盗塁を達成したというニュースが入ってきました。

自身3度目のトリプルスリー達成へ。

残るはシーズン通して打率.300をキープできるのかというところになりました。

ということで、今日は山田哲人がトリプルスリーを達成するには残り試合でどれくらい打てば良いのか？について考えてみたいと思います。

山田哲人が30本塁打30盗塁を記録した時点での成績（8月31日時点）

それではまず、2018年の山田哲人が30本塁打30盗塁を記録した8月31日終了時点の成績を確認しておきましょう。

本塁打と盗塁は前にも言ったとおり30をクリアしています。

残るトリプルスリーの要件は打率.300です。

現時点では打率.300もクリアしているのですが、打率の厄介なところは凡打を叩くと下がっていってしまうところです。

山田はすでに規定打席をクリアしているので、残り試合に出場しなかった場合でもトリプルスリーを達成します。

しかし、以下でも山田が今後も試合に出続けた場合にどうなるのか？について考えたいと思います。

ヤクルトの残り試合を山田哲人が全試合出場したとして、打率の要件である打数がどれくらいになるか見ていきましょう。

まず見ておくのがヤクルトの今シーズンの残り試合が29試合だということ。

ここで、主に3番を打っている山田の打数が1試合あたり4打数だと仮定します。

すると山田が残りのシーズンで記録する打数は29×4＝116打数となります。

前で確認したとおり、山田哲人の8月31日までの打数は420です。

これに先ほどの仮の打数を足すと、今シーズンで山田が記録する打数は420+116＝536打数と仮定できます。

ちなみに、この先山田が全試合無安打だった場合は132/536＝.246で打率.300には到底及びません。

ではどれくらい打てば打率.300に達するのでしょうか？

打率が3割なるためには打数の3割の数の安打を打てばいいわけですから536×0.3＝160.8で、シーズンを通しておよそ161安打打てばいいとなります。

つまり8月31日までですでに132安打を打っているわけですから、残り試合で打つべき安打数は161-132＝29安打となります。

記憶力の良い方ならすでに気づいていると思いますが、これ実は残り試合数と全く同じ数になります。

別の言い方をすると、毎試合出場して4打数1安打（打率.250）以上であればトリプルスリー達成となります。

もう一つ、山田哲人の今シーズンの成績に関して話題が出てきているのが40本塁打40盗塁のいわゆる40-40に届くのかということ。

40-40はトリプルスリーよりはるかに難しく、日本球界ではこれまで達成者は出ていません（エイプリルフールに柳田悠岐が「ギータ40-40」に改名とかいうネタはありましたが）。

また、MLBの歴史でもわずか4選手（ホセ・カンセコ、バリー・ボンズ、アレックス・ロドリゲス、アルフォンソ・ソリアーノ）しか達成していません。

これに関していくつかの事実を並べて終わりたいと思います。

いかがでしょうか？

山田にとってはこの9月をキャリア最高の成績にしなければ40-40は難しそうですね。

ただし、全く無理というわけではなさそうなので期待してしまうところでもあります。