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交流戦2018のMVP予想!候補選手を打撃・投手成績と合わせて紹介します!

こんにちは、野球ブロガーのなおしー(@naoc2520) です。

 

さて、2018年のプロ野球セ・パ交流戦はいよいよ最終週となりました。

今年の交流戦では珍しくセ・パの勝敗が拮抗しており、例年にない熾烈な戦いとなっています。

といったところで、優勝球団はもちろんですが合わせて気になるのは交流戦のMVP(最優秀選手)が誰になるかということです。

今日は2018年プロ野球セ・パ交流戦のMVP候補選手を成績と合わせて紹介します!

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交流戦2018MVPの決め方

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まずは交流戦MVPの決め方から説明します。

2018年の交流戦開催要項によると、

勝越しリーグの勝率1位球団から1名を「日本生命セ・パ交流戦MVP」として選出し、日本生命保険相互会社様から賞金200万円が贈られます。

引用元:開催要項 | 日本生命セ・パ交流戦 2018 | NPB.jp 日本野球機構

となっています。

注意ポイントは「勝越しリーグ」の勝率1位球団から選出されるというところです。

「勝越しリーグ」とは、セ・パ各6球団の勝敗を合計して勝数の多い方のリーグということです。

例えば2018年の交流戦は6月9日終了時点で考えると、セ・リーグ29勝に対してパ・リーグ30勝ですから、この時点での「勝越しリーグ」はパ・リーグとなります。

 

つまり、気をつけていただきたいのは交流戦MVPが選ばれるのは交流戦の優勝球団(勝率1位球団)からではなく「勝越しリーグ」の勝率1位球団ということです。

とは言っていますが、これまでこのルールを適用して全体の最高勝率球団からMVPが選ばれなかった事はありません(この記事の下で過去のMVPと優勝チームをまとめています)。

 

2018年の交流戦では東京ヤクルトスワローズが躍進していて、6月12日時点では2位に3ゲーム差をつけて交流戦首位を走っています。

このまま行けばヤクルトの交流戦優勝となりますが、セ・リーグの他球団頑張って勝越しリーグにならなければ優勝したとしてもMVPがヤクルトから選ばれることにはなりません。

ちなみに、6月12日時点ではセ・パの対戦成績は36勝36敗0分けと全くの五分になっていて、振替試合を除く残りの試合はパ・リーグのホームゲームとなっています。

 

交流戦MVP各球団ごとの候補選手

交流戦のMVPは上にも書いたとおり勝越しリーグの勝率1位球団がどこになるかによって決まります。

ちなみに6月12日終了時点での順位表は以下のようになっています。

順位  チーム  勝   負   分  勝率 残り試合
1 ヤクルト 10 2 0 .833 - 6
2 SB 7 5 0 .583 3.0 6
2 西武 7 5 0 .583 3.0 6
2 オリックス 7 5 0 .583 3.0 6
2 ロッテ 7 5 0 .583 3.0 6
6 広島 6 6 0 .500 4.0 6
7 読売 6 7 0 .462 4.5 5
8 DeNA 5 6 0 .455 4.5 7
9 日本ハム 5 7 0 .417 5.0 6
10 中日 5 8 0 .385 5.5 5
11 阪神 4 7 0 .364 5.5 7
12 楽天 3 9 0 .250 7.0 6

現在首位のヤクルトは残り6試合で4勝すれば自力で単独での最高勝率を決めることができます。

 

10位の中日、12位の楽天以外はまだ優勝の可能性が残っていますが、今回は現在1位と同率2位の上位の5球団からMVP候補を上げてみたいと思います。

なお、選手の成績は6月12日終了時点のもので交流戦期間に限ったものです。

 

東京ヤクルトスワローズのMVP候補

選手 ポジション 主な成績
カラシティー 中継ぎ 登板5 勝3 防御率0.82
石山泰稚 抑え 登板8 勝1 セーブ6 防御率0.00
バレンティン 外野手 打率.310 本塁打4 打点10 OPS1.015

カラシティーは中継ぎ投手ながら勝ち星を3つ記録していて、これは交流戦トップタイです。

今後の試合展開次第ではさらに勝ち星を伸ばしていく可能性もあります。

 

ヤクルトの勝ち星をしっかりとセーブしているのがクローザーの石山泰稚。

8試合に登板して自責点は1つもなく、セーブ6は交流戦トップタイの数字です。

 

打者のMVP候補は4番を打っているバレンティンでしょう。

今年の交流戦ではHRを4本放っていますが、オリックス戦での勝ち越し3ランやSB戦での9回同点ソロなどいずれも良い場面で打っています。

数字上だけでなく試合展開の中でもしっかりと4番の仕事をしています。

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福岡ソフトバンクホークスのMVP候補

選手 ポジション 主な成績
中田賢一 先発 登板2 勝2 防御率2.25 奪三振16
森唯斗 抑え 登板7 セーブ6 防御率1.29
柳田悠岐 外野手 打率.289 本塁打4 打点9 盗塁2 OPS.943
上林誠知 外野手 打率.271 本塁打4 打点12 OPS.821

中田賢一は交流戦期間で2試合に先発しいずれでも勝ち星を上げています。

千賀や武田ら若手の先発投手陣が不安定ななか、ホークスが交流戦上位にいるのはこういった選手がいるからでしょう。

交流戦では中6日の日曜日登板になっているので、17日(日)の広島戦で3勝目をかけた登板になると思われます。

 

サファテの離脱で今季クローザーを務めている森唯斗はヤクルト石山と並んで交流戦トップタイの6セーブをあげています。

セーブ機会で7回登板して失敗は6/7のヤクルト戦でバレンティンにバックスクリーンへの同点ソロHRを打たれた試合です。

結果的にあの負けは大きかったとなりそうです・・・。

 

打者では昨年の交流戦MVPを受賞した柳田悠岐が一番の候補です。

他球団のMVP候補打者と比べると少し見劣りしますが、ホークス野手から選ばれるとすれば彼になるでしょう。

ちなみに柳田がMVPに選出されれば2年連続3度目となります。

 

埼玉西武ライオンズのMVP候補

選手 ポジション 主な成績
菊池雄星 先発 登板2 勝2 防御率0.00 奪三振13
山川穂高 内野手 打率.340 本塁打5 打点14 OPS1.091
秋山翔吾 外野手 打率.358 本塁打3 打点12 盗塁2 OPS1.103

エースの菊池雄星はここまで2試合に先発し、自責点なしの2勝と完璧な結果を残しています。

3勝目をかけた今年の交流戦最後の先発は、おそらく6/15(金)の中日戦となるでしょう。

 

打者としてはシーズン序盤から好調な選手が多く、候補選手が多いのですが強いてあげるとすれば秋山翔吾、山川穂高の2人でしょう。

特に秋山は1番打者としての役割を果たしながら打点も12稼いでいます。

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オリックスバファローズのMVP候補

選手 ポジション 主な成績
アルバース 先発 登板3 勝2 防御率3.71 奪三振13
増井浩俊 抑え 登板7 セーブ5 防御率0.00
吉田正尚 外野手 打率.347 本塁打2 打点5 OPS.924

オリックスの先発投手陣で現時点での交流戦最多勝はアルバースです。

しかし、6/13に登録抹消されましたから残りの交流戦の試合では登板がありません。

一応名前を上げていますが、選ばれる可能性は低いと思われます。

 

クローザーの増井浩俊はセーブ機会以外も含めて7回登板していますがいずれも無失点に抑えています。

WHIPが0.50と他球団のクローザーと比べても非常に低く(ヤク石山0.86、SB森1.57、ロッテ内0.78)、セーブ5は交流戦2位となっています。

 

打者の候補は吉田正尚です。

ロメロ・マレーロら他の大砲が不調な中、一人好調をキープしています。

6/9(土)のゲームから4番を任されていますし、残りゲームで勝ちを伸ばせるかどうかは彼のバットに掛かっているでしょう。

 

千葉ロッテマリーンズのMVP候補

選手 ポジション 主な成績
石川歩 先発 登板3 勝3 防御率0.86
内竜也 抑え 登板9 セーブ6 防御率2.00
松永昂大 中継ぎ 登板10 ホールド7 防御率1.80
角中勝也 外野手 打率.444 本塁打3 打点12 OPS1.132

石川歩はここまで3試合に先発して3戦ともで勝ち星を上げています。

そして、石川には非常に珍しい交流戦4勝目のチャンスがあります。

本来交流戦は3週の間に行われるので、中6日のローテーションでは3試合にしか先発することができません。

しかし、今年のロッテは雨天中止で振替とになったゲームが6/19(火)にあり、石川はそのゲームに先発する可能性があります。

今後の展開次第ではこの振替試合が交流戦優勝を決めるゲームになる可能性もあるので注目です。

 

ブルペン陣からはクローザーの内竜也、セットアッパーの松永昂大がMVP候補でしょう。

内は6セーブで交流戦の最多セーブ、松永は登板数10とホールド7のいずれも交流戦最多となっています。

 

打者では交流戦前から復帰して好調をキープしている角中勝也が1番の候補でしょう。

 

歴代の交流戦MVP受賞選手

最後に過去の交流戦MVP受賞選手と優勝チームをまとめておきます。

年度 MVP選手 優勝チーム
2005

小林宏之

(ロッテ)

ロッテ
2006

小林雅英

(ロッテ)

ロッテ
2007

グリン

(日本ハム)

日本ハム
2008

川﨑宗則

(ソフトバンク)

ソフトバンク
2009

杉内俊哉

(ソフトバンク)

ソフトバンク
2010

T-岡田

(オリックス)

オリックス
2011

内川聖一

(ソフトバンク)

ソフトバンク
2012

内海哲也

(読売)

読売
2013

長谷川勇也

(ソフトバンク)

ソフトバンク
2014

亀井善行

(読売)

読売
2015

柳田悠岐

(ソフトバンク)

ソフトバンク
2016

城所龍磨

(ソフトバンク)

ソフトバンク
2017

柳田悠岐

(ソフトバンク)

ソフトバンク
2018 ?