こんにちは、野球ブロガーのなおしー(@naoc2520) です。
埼玉西武ライオンズ2018年のパ・リーグ優勝おめでとうございます!(泣
ホークスファンである僕は最後までホークスの逆転優勝を信じていたのですが、ライオンズ打線が見事に打ち砕いてくれましたね。
今年のライオンズはリーグ最高得点とリーグ最多失点を同時に記録しているという非常に面白いチームでした。
ということで今日はリーグ優勝した埼玉西武ライオンズの選手から2018年のパ・リーグMVPを予想しみたいと思います!
なお、選手の成績は2018年10月1日終了時点のものです。
- パ・リーグ2018MVP候補1 山川穂高
- パ・リーグ2018MVP候補2 浅村栄斗
- パ・リーグ2018MVP候補3 秋山翔吾
- パ・リーグ2018MVP候補4 菊池雄星
- ライオンズ選手が選ぶMVPは?
- MVPの選出方法・発表はいつ?
- MVP・タイトル予想関連記事
パ・リーグ2018MVP候補1 山川穂高
試 合 | 139 | 本塁打 | 47 | 盗 塁 | 0 |
---|---|---|---|---|---|
安 打 | 147 | 打 点 | 122 | 打 率 | .279 |
二塁打 | 22 | 得 点 | 113 | 出塁率 | .393 |
三塁打 | 1 | 四死球 | 90 | OPS | .986 |
まずはアグーこと山川穂高。
開幕戦から全試合に四番としてスタメン出場し、チームの主軸として大活躍しました。
今年の西武は開幕8連勝という最高のスタートから一度も首位を明け渡すことなく優勝した訳ですが、その開幕スタートダッシュの原動力となったのは彼だと言っていいでしょう。
3月4月は24試合で打率.337本塁打11打点33を記録し、パ・リーグ月間MVPも獲得しました。
その後もコンスタントに結果を出し続け、優勝を決めた9月30日時点では本塁打と打点でリーグトップとなっていました。
このまま打撃2冠に加えて、例えば50本塁打なんて言うことがあれば今年のパ・リーグMVPは山川で決まりでしょう。
パ・リーグ2018MVP候補2 浅村栄斗
試 合 | 139 | 本塁打 | 30 | 盗 塁 | 4 |
---|---|---|---|---|---|
安 打 | 169 | 打 点 | 120 | 打 率 | .305 |
二塁打 | 26 | 得 点 | 101 | 出塁率 | .380 |
三塁打 | 0 | 四死球 | 70 | OPS | .894 |
続いて、ライオンズの若きキャプテン浅村栄斗。
今シーズンは開幕戦から三番セカンドで全試合にスタメン出場しています。
得点圏打率.367という数字からもわかるように、非常に勝負良い打撃が光りました。
また、守備面では併殺(ダブルプレー)への貢献度が高く、DPRは両リーグのセカンドで最高値となっています。
こちらも勝負強いというか要所での好プレーが目立っていましたね。
打撃成績は打率・本塁打・打点のいずれもリーグトップレベルで、特に打点はタイトル獲得の可能性があります。
打点王争いのライバルは上に書いた山川です。
山川の前を打つ3番という地の利を活かして残り試合で山川を上回ってほしいですね。
キャプテンを務めたという印象に打点王の泊が付けばMVPは大いにありえると思います。
パ・リーグ2018MVP候補3 秋山翔吾
試 合 | 139 | 本塁打 | 24 | 盗 塁 | 14 |
---|---|---|---|---|---|
安 打 | 190 | 打 点 | 81 | 打 率 | .325 |
二塁打 | 38 | 得 点 | 105 | 出塁率 | .406 |
三塁打 | 8 | 四死球 | 80 | OPS | .947 |
3人目はライオンズのリードオフマン秋山翔吾です。
今年は源田壮亮や金子侑二と1・2番を入れ替わることもありましたが全試合にスタメン出場しています。
実は秋山の入団は2011年で、彼自身は初のリーグ優勝となります。
シーズン終盤でも、10年前(2008年)のライオンズの優勝を経験しているかのような安定感のある仕事がをしてくれたので、優勝経験がなかったというのはかなり意外でした。
打撃成績では打率がリーグ2位、安打数はリーグトップです。
打率はソフトバンクの柳田がタイトルを取りそうですが、安打数は秋山がダントツで、年間200安打に迫るペースになっています。
1番打者でありながら長打力もあり、今年のオールスターゲーム第1戦でもセ・リーグ先発の松坂大輔からいきなり先頭打者HRを放ったのは印象的でした。
パ・リーグ2018MVP候補4 菊池雄星
登 板 | 23 | QS | 16 | 投球回 | 163.2 | 失 点 | 59 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
先 発 | 23 | 勝 利 | 14 | 奪三振 | 153 | 自責点 | 56 |
完 投 | 1 | 敗 戦 | 4 | 与四球 | 45 | 防御率 | 3.08 |
完 封 | 0 | 勝 率 | .778 | 与死球 | 4 | WHIP | 1.03 |
投手陣から選ばれるとすれば、ライオンズのエース菊池雄星でしょう。
今シーズンも3年連続の開幕投手にはじまり、1年間ローテーションを守ってきました。
シーズン終盤にはプロ入り以来13連敗と天敵だったホークスにも勝利しました。
同じくライオンズの多和田真三郎のほうが勝利数は多いのですが、勝率・防御率・奪三振数など他のタイトルでは菊池が大きくリードしています。
打者ではなく投手からMVP選ばれるとすれば菊池になるでしょう。
ライオンズ選手が選ぶMVPは?
優勝が決定した9月30日の深夜に放送されたTBSのスポーツ番組S1で、優勝決定直後のライオンズ選手がそれぞれ個人的MVPを聞かれ以下のように答えていました!
- 菊池雄星のMVP→山川穂高
- 山川穂高のMVP→森友哉
- 秋山翔吾のMVP→浅村栄斗
3人とも別々の選手を選んでおり、チーム内での見方も様々のようです。
ただどの選手も打者を選んでいて、やっぱり今年の西武は打のチームだったんだなという印象が強くなりました。
MVPの選出方法・発表はいつ?
さいごに、プロ野球のMVPの選出方法を紹介します。
MVPの選出は記者投票で行われます。
具体的には新聞、放送、通信各社に所属していてプロ野球関係部署の担当者が投票権を持っていて、各人が1位~3位に投票します。
そして1位には5点、2位には3点、3位には1点が加えられ、その合計点が最も高かった選手がMVPに選ばれるという形式です。
昨年は約270名の投票が行われていて、おそらく今年も同数程度になるのではないかと思われます。
余談ですが、2016年のパ・リーグMVPは日ハム大谷翔平が254の有効票数中の1位票を253も獲得するというまさに満場一致での受賞でした。
記者投票での選出でよく言われていることに
- 印象に残った選手が強い
- タイトルを獲得した選手が強い
- 記録上の貢献度とは必ずしも一致しない
などがあります。
過去の事例で言うと、2013年にはシーズン本塁打記録を更新したヤクルト・バレンティンが最下位球団から選ばれるということもありました。
3つ目の「記録上の貢献度とは一致しない」というところはベストナインやゴールデングラブ賞やでもよく話題になっているところです。
最近はセイバーメトリクスから生まれたWARやUZR、DRSなどの新たな指標による評価と実際の投票結果が異なることが多く、印象によって選ばれているということが逆に裏付けられる結果になっています。
2018年のMVP発表は11月27日(火)に行われるNPB AWARD 2018で行われることがわかりました!
NPB AWARD 2018に関する情報は下の記事でまとめています。
まだまだ発表まで日がありますが、それまでにプロ野球はCS・日本シリーズと目が離せません。