こんにちは、野球ブロガーのなおしー(@naoc2520) です。
プロ野球は先週末までで5カードが終了し、パ・リーグは全球団が一通り対戦しました。
セ・リーグは日程上重複があり次のカードで一回りとなります。
各球団おおむね今年の戦力が見えてきましたね。
ということで今日は、4月16日終了時点の成績とともに2017年3.4月度の月間MVP候補を紹介したいと思います。
開幕早々スタートダッシュを決めた選手は?
セ・リーグ投手の4月MVP候補
マイコラス(巨人)
試合 | 投球回 | 先発 | 勝利 | 敗戦 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|
3 | 21 | 3 | 2 | 0 |
1.71 |
巨人の開幕投手をつとめたマイコラスはこれまで3試合に先発しました。
いずれの試合でも先発の役割をしっかりと果たし、すでに2勝しています。
唯一勝ち星のつかなかった14日の中日戦でも7回2失点でしっかりと試合を作りました。
マイコラスの先発する日は金曜日になっているので、流れ通りに行ければ4月中にあと2試合先発登板があると思われます。
又吉克樹(中日)
試合 | 投球回 | 先発 | 救援 | 勝利 | 敗戦 | ホールド | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
4 | 16 | 1 | 3 | 1 | 0 | 1 | 1.13 |
すでに先発と中継ぎの両方で登板している又吉克樹。
どちらの登板でもいい結果を残しています。
昨年までのプロ3年間で先発登板した試合はなかったのですが、13日のヤクルト戦で急遽先発登板しました。
この試合では8回を投げて2失点と初先発とは思えない好投でした。
報道によると配置転換ということのようなので、しばらくは先発登板になると思われます。
ドリス(阪神)
試合 | 回数 | 救援 | 勝利 | 敗戦 | ホールド | セーブ | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
9 | 8.1 | 9 | 0 | 1 | 1 | 6 | 1.08 |
帰ってきたドミニカン、虎の守護神ドリスです。
阪神のドミニカントリオ(マテオ・ドリス・メンデス)のひとりです。
開幕2戦目の中継ぎ登板でいきなり黒星をつけてしまいましたが、その後はしっかりと守護神の役割を果たしています。
セ・リーグ野手の4月MVP候補
阿部慎之助(巨人)
試合 | 本塁 | 打点 | 得点 | 打率 | 出塁率 |
---|---|---|---|---|---|
14 | 5 | 19 | 10 | 0.358 |
0.433 |
今シーズン中の通算2000安打と400本塁打の達成を視野に入れている阿部慎之助。
開幕の5連勝は間違いなくこの人の力によるものでしょう。
1.2番がもう少し出塁していれば打点はもっと稼げていたと思います。
前後を打つ坂本とマギーは調子があがってきたようなので、巨人のクリーンアップに期待です。
エルドレッド(広島)
試合 | 本塁 | 打点 | 得点 | 打率 | 出塁率 |
---|---|---|---|---|---|
15 | 4 | 13 | 5 | 0.364 | 0.482 |
オープン戦では不調のエルドレッドでしたが、シーズン始まってからは絶好調です。
基本的には松山と併用で、相手チームの先発投手が左のときに出場しています。
こんな成績の選手がクリーンアップの後ろに控えているわけですから今の広島が強いのにも納得できます。
新井貴浩(広島)
試合 | 本塁 | 打点 | 得点 | 打率 | 出塁率 |
---|---|---|---|---|---|
14 | 3 | 14 | 9 | 0.319 |
0.45 |
昨年のセ・リーグ年間MVPだった新井貴浩は今年も絶好調でスタートを切っています。
9連勝となった12日の巨人戦では2打席連続HRを放つなど、今の広島の原動力となっているのは間違いありません。
得点圏打率は.467と異常に高く、セ・リーグの四番打者の中ではトップの数字になっています。
パ・リーグ投手の4月MVP候補
ウルフ(西武)
試合 | 投球回 | 先発 | 勝利 | 敗戦 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|
3 | 19 | 3 | 3 | 0 | 1.89 |
今シーズン3先発ですでに3勝をあげているウルフです。
WBCで侍ジャパンが苦戦したようなムービングボールが好調で、持ち前の打たせて取るピッチングがドはまりしています。
ウルフの登板は日曜日になっているので、4月の間に先発登板が残り2回あると思われます。
どちらも勝利すれば月間5勝ということになります
金子千尋(オリックス)
試合 | 投球回 | 先発 | 勝利 | 敗戦 | 完封 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|
3 | 20 | 3 | 2 | 0 | 1 | 1.35 |
昨年内に通算100勝を達成した金子千尋、今シーズンは1500奪三振の達成が視野に入っています。
開幕戦では5四死球と大荒れでしたが、その後の2試合は見事なピッチングを見せています。
特に14日のソフトバンク戦ではわずか92球で2安打に抑え、無四球完封勝利をあげました。
松井裕樹(楽天)
試合 | 投球回 | 救援 | 勝利 | 敗戦 | S | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|
9 | 10 | 9 | 2 | 0 | 6 | 0.00 |
ここまで楽天は12試合しか行っていないのですが、そのうち9試合に登板している松井裕樹。
ここまで自責点はひとつもなく完璧なピッチングです。
楽天の好調の要因は、最後は松井に繋いで勝ち試合をしっかり勝ちきっていることにあると思います。
しかし、WBCもあったので疲労がたまることだけが心配です。
パ・リーグ野手の4月MVP候補
近藤健介(日本ハム)
試合 | 本塁 | 打点 | 得点 | 打率 | 出塁率 |
---|---|---|---|---|---|
15 | 2 | 12 | 6 | 0.435 | 0.571 |
パ・リーグ最下位となっている日本ハムの中で好成績を残している近藤健介。
大谷翔平のいなくなった3番を打っています。
出塁率は5割超え、得点圏打率も6割を超えており今シーズンの日本ハムで一番の得点源です。
浅村栄斗(西武)
試合 | 本塁 | 打点 | 得点 | 打率 | 出塁率 |
---|---|---|---|---|---|
12 | 2 | 11 | 9 | 0.434 | 0.455 |
近藤に続いて打率リーグ2位の浅村栄斗。
16日のロッテ戦では4安打5打点と大爆発を見せました。
月間MVPの査定には含まれないと思いますが、実は守備での貢献度も高くこちらのサイトのUZRではセカンドで最高の値を記録しています。
ペゲーロ(楽天)
試合 | 本塁 | 打点 | 得点 | 打率 | 出塁率 |
---|---|---|---|---|---|
12 | 5 | 15 | 8 | 0.304 | 0.429 |
楽天快進撃の象徴のようなペゲーロ。
開幕戦から強打の2番として楽天打線の起爆剤となっています。
ここまで5本塁打と15打点はリーグトップ。
打率は上の2人ほどではありませんが、チームの成績と勝利への貢献度も考えるとパ・リーグ野手部門の本命でしょう。
内川聖一
試合 | 本塁 | 打点 | 得点 | 打率 | 出塁率 |
---|---|---|---|---|---|
14 | 4 | 12 | 9 | 0.340 | 0.397 |
下馬評とは違い、スタートダッシュに失敗したソフトバンクの中で内川聖一は好調です。
WBCでは代打の切り札的役割でしたが、チームに帰れば不動の四番としての仕事をしています。
ソフトバンクは内川含めクリーンアップ(柳田・デスパイネ)はいい数字を出しているのですが、1.2番が微妙なので勝ちにつながっていません。